ミトミのまったく法則通りにいかないall

みなさんこんにちは英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回はとても使用回数の多い all について「えー、そんなことがあるのー」というケースをお伝えします。all はネイティブの心の中で、文法の基本通りには浮かんでくれないやっかいな言葉です。しかも使用頻度はとても高い。でも今回お伝えすることを知れば得意技にもできます。どうせならしちゃいましょう。ではスタートです。

お、ワーグナーミトミワールドで英語を学ぶサトル君、いい心構えです。なんの法則もないものをむちゃくちゃに暗記するのは大変ですからね。理論的に英語を学ぶ、いい姿勢です。

今回は

the little dog

のような

冠詞 形容詞  名詞

の並びを習得するのですね。大事なポイントです。よく使いますから。

冠詞   形容詞   名詞     の順序にそって

the big cats

にしました。ネコが2匹以上いるので cat に s をつけています。英語はこの数を気にするところが日本語と違いめんどくさいのですが、きちんとやっています。サトル君真面目です。

次の形容詞 all です。同じ形容詞なので big と同じ並べ方をすればいいはずですが

the all cats

同じ並べ方をしたところ、ネイティブの方がランニングエルボーかましに突撃してきました。ワーグナーミトミワールドでの英語の学習経験豊富なサトル君、「そろそろネイティブが来るな、打撃かましに」と予測していたのでしょうか、体が迫る危機に対応しています。

big も all も同じ形容詞なのだから同じ並べ方にならなければおかしい

サトル君の主張は理論的です。英語が理論的な学問なのならそうでないと困ります。しかしネイティブの方は

理論的なんて知ったことか、とにかく the all cats が心に浮かばないんだよ

の一点張りです。合理的説明はありません。理論上、論理上おかしいですが。

でもこれが英語です

英語全体を貫く文法なら合理的説明も可能です。ワーグナーミトミはその限界まで追求します。でも

個別のひとつひとつの単語の個別のひとつひとつのパターン 語法

となると

あ、そーすか

とネイティブの心に浮かぶパターンを知り、取り入れていきましょう。英語は日本人が改善する資格をもちません。ここを割り切れず

数学、物理、化学のように英語を勉強しようとすると

200キロのバーベルを卓球のラケットでたたく

ような自滅行動になります。文法と違い語法は

あ、そーすか と割り切り覚えて取り入れましょう

サトル君、タフですね。でもこの精神が英語力を伸ばすのです。cats と s がついてるので are ですね。基本通りです。

おお、サトル君、ネイティブは money になぜかs つけないの覚えていました。そして s をつけないので、ネイティブの心に are が浮かばないことまで覚えていました。見事な is です。all を the の前

All the money

としています。「わりきり取り入れていく、彼らの言語だから」ということですね。どうも100パーセントはわりきってないようにも見えますが。

それでは語法は知ってわりきって取り入れていきましょう。欲しい英語力を手に入れましょう。

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