ミトミの日本語とは46億光年かけ離れた英語の数感覚

みなさんこんにちは英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は日本人にとって英語習得が困難なものになっている大きな原因のひとつ、単数、複数の注意すべき点についてお伝えします。英語が日本語のように数により大きな影響を受けない言語なら、ほんとに日本人にとって英語習得ははるかによりたやすいものになるでしょう。しかし、わざとか!と思えるくらい日本語からかけ離れた、日本人にはしんどいものになってます。このしんどさを乗り越えられるように、不毛な英語力増進につながらない思考に陥らないようにして英語力を増進させましょう。今回は典型的なケースをお伝えします。ではまいります。

お、前向き英語学習少年のサトル君、日本人には難関の英語の単数、複数に挑むようです。単数、複数をきっちり正しく習得する姿勢、すばらしいです。

でかいネコが一匹。

でかいネコが増えました。

that が those

cat が cats

に変わりました。英語の複数形のパターンです。

でかいサカナが一匹。

でかいサカナが増えました。

同じように

that が those

fish が fishes

に変わりました。おや

ネイティブの方がランニングエルボーをかますべく突撃してきました。ワーグナーミトミワールドでの英語学習に慣れてきた?サトル君、ランニングエルボーを想定していたようです。

cat は英語の基本通り

一匹なら  a cat

2匹以上なら cats   です。ところが

fish となると

一匹なら  a fish

2匹以上でも fish  

です。ごくまれに fishes がネイティブの心に浮かぶこともあるそうですが、判定勝負のある英語では大差の判定負けです。ボクシングだと10対1?、試合止められてますな。

that big cat   は  those big cats

that big fish  は  those big fish   となります。

「よし、ネコとサカナの違いを追及して法則を見つけてやろう」とがんばるのはやめましょう。解明できない不毛な努力で一度きりの人生を空費してしまいます。生物学の勉強に突入して46億年たつでしょう。ネイティブに聞いても

知るかい、うっせーんだよ

で終わりです。とにかく fish としか心に浮かばないのでどうしようもないそうです。この文法ではなく語法になったら

あ、そーすか

でわりきり受け入れて、自らの英語の中で使っていきましょう。

英語は英語ネイティブの言葉であり日本人には変革、改善する権利はない

このことを思い出してください。日本人が発展させていける物理、化学とは違います。

おお、サトル君まだ単数、複数の練習を続けています。このねばり腰、素晴らしいですね。でかいヤギが一匹です。

でかいヤギが増えました。

that が those

goat が goats   に変わりました。基本通りです。

でかいヒツジが一匹。

でかいヒツジが増えました。おや、サトル君

that を those

にしたけど

sheep を sheep

のままにしてます。ワーグナーミトミワールドでの英語学習に慣れてるサトル君、ランニングエルボーを予感したのでしょうか。まちがっても

ヤギとヒツジの違いを研究して

goat は goats にするけど sheep は sheep のまま

を理論的に説明する法則を発見したわけではありません。そんなことに挑戦するより一度の人生を大切にしましょう。

それでは今回はこれにて。わりきって前に進みましょう。文法ではなく語法です。語法学習はわりきりが大事です。

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