みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は英語学習でなぜ日本語を英作する練習が英語力習得につながらない英語学習引退ロードになるのか、をお伝えします。ワーグナーミトミは英語力がある程度上昇してない生徒に日本語の英作はやらせません。もちろん英文読んだ直後に日本語訳をさせる伝統的指導なんぞはぜったいにしません。英文の日本語訳なんて英語力をつけさせないための練習!でしかないからです。たびたびこの連載で繰り返していますが、バラバラに並んだ単語をちゃんとした文に並べていく(整序問題とかいわれているやつ)が一番いい練習です。英語習得に横たわるハードルを越えていくのに最適の練習です。ではどんなハードルが待ち構えているのか?スタートします。
今日も英語学習のサトル君です。
これを並べる問題ですな。
まあ、これはやっかいです。
そうです、とにかく
まっ先にやることは王権停止
です。英語習得の成否を握る最重要事項です。
お、早くも大筋ができてしまいました。王権停止思考でいけば俊足です。
おお、サトル君、英語の名詞は U と C が生命線だったのを覚えていました。素晴らしい英語力の上昇ぶりです。
サトル君、a を加えました。
chair は C でネイティブの心に浮かびます。chair だけがネイティブの心に浮かぶことはありません。
a chair chairs
などのパターンでネイティブの心に浮かびます。
連載276回目、サトル君の成長がめざましいです。
おーっと、ここで「うっ」です。
でたー、これこそ英語習得の成否を決めてしまう
自他
の意識です。サトル君、土壇場で自他の意識が出てきました。
sit は 自 のパターンでネイティブの心に浮かびます。
I sit a chair.
こんな 他 のパターンで sit がネイティブに心に浮かびません。心に浮かばないのでどうしようもありません。ネイティブの心に浮かばないものを、日本人がガタガタ言ってもしょうがありません。英語と何の関係性もない日本語を持ち出して「日本語では~」と言うのは英語習得引退ロードです。
シャチの生態を学習している時に、イスは~
と言い出すのと同じです。英語と日本語はシャチとイスほどかけ離れた存在です。
ここの割り切りが英語習得の成否を決めます。さて
サトル君、on を文に加えました。
この文は
自 と C
という英語習得に重要なふたつの要素を満たした正解です。しかし
問題文の指示は1語追加です。1語だけ追加する正解バージョンがあるはずですが。
ここで英語力がつきます。サトル君の脳はネイティブと同じ英語だけの思考をしています。これこそ英語力をつける練習です。
またサトル君の英語力がぐーんと伸びました。
見事です。
これらの習得なしに英語の習得はないです。これらの習得なしに日本文を英作する学習していたら?途中でわけわからずイヤになっての英語学習引退を繰り返すだけです。
日本語と英語はけた外れに違いすぎます。
王である動詞が王権停止技なしで何人いてもいい ~さかな 釣って 焼いて 食った~ 王が3人技なし
自他?なんですかそれ?
U と C? ただ リンゴでいいじゃん
これが第一言語、(ワーグナーミトミはこれを
本能言語
としています。)の日本人が英語を習得するのが大変なのは当然です。
ほんとにイスとシャチですな。こりゃ大変どころではない。
この大変さを軽減、解消していくことにワーグナーミトミは尽力します。
それでは今回はこれにて。
英語の検索はワーグナーミトミで。