みなさんこんにちは英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回はその謎めいた名称のため日本人によくわからないものになっている 連鎖関係代名詞 の正体を暴きます。ワーグナーミトミ流にやればできます。
ワーグナーミトミは英語習得の妨げになる文法用語は排除します。この連鎖関係代名詞という、わざとわからなくしているような名称もいりません。そのような名称は気にしないで、ネイティブの心に起きていることを追体験していきましょう。ではスタートです。
連鎖関係代名詞なるものの一例です。
I know the boy who you think is kind.
たしかに後半が妙です。think と is が2連ちゃんです。通常の形は
I know the boy who is kind.
です。そして参考書などでの通常の説明では
I know the boy who is kind.
の who と is の間に you think を挿入したもの
と説明されています。挿入、つまりぶっこんで
I know the boy who you think is kind.
という文になる、というのです。
ワーグナーミトミはこの ぶっこみ がネイティブ感覚なのか?という疑惑をもっていました。
そしてこの you think は ぶっこみ などではなく、ネイティブの同じ物体合体パターンをそのままやっていれば自然とこうなることを突き止めました。
I know the boy. You think he is kind.
大事なのは右のほうです。think と is というふたつの動詞、ワーグナーミトミ流での王、が見えますが、ネイティブには王はひとりしかいません。think です。is は動詞の王としての力を停止する
王権停止力
のある技で王権を停止させられているからです。その技とは
ただ来いthatマン透明人間バージョン
です。そうあの合体も変身もない ただ来いthatマン です。
ただ来いthatマン については
ミトミのI think that の that が持つ超絶パワー
ミトミの重大な任務してる that が認識されない理由
をお読みください。
さて
You think he is kind.
You think that he is kind.
ただ来いthatマン が見えるバージョンに変わりました。この ただ来いthatマン は when (テイストは時) などと違いテイストがないので、ネイティブが透明人間バージョンにしてしまうこともあるのです。
ワーグナーミトミは透明人間バージョンなんてしてほしくないですが。日本人が変えられるものではないので仕方ないです。ネイティブの方々も、日本人にわかりやすいかどうか?なんて気にして心が動いたりしないので。なにやら不満そうな日本人少年が後ろにいますが。
さて
I know the boy. You think he is kind.
I know the boy he you think is kind.
I know the boy who you think is kind.
ネイティブにしてみれば、何一つ特別なことをしてはいません。ネイティブにしてみれば you think を挿入しているわけではなくて、
I know the boy. You think he is kind.
をいつも通り合体させただけです。ネイティブにしてみれば、なに妙な名前つけてすごい技みたいな雰囲気だしてんだ?というとこです。まあネイティブは不定詞だの、動名詞だのといった技の名前なんて気にもしていませんが。
というわけでわかりにくい名前なんて気にせず、王はひとりだけ、というワーグナーミトミ式でネイティブ感覚を追体験してみてください。英語力グイグイつけていきましょう。
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