みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は英語の一番大事な技、関係代名詞の通常は参考書でのべられていないため盲点になりやすい危険な点をお伝えします。それは whose に関してです。「ああ、あの his とかの時になるやつね」というやつです。この whose は今後に大きな影響を及ぼす論点をもっているので、今回はその原点をお伝えします。今回の記事を読めば、よりネイティブの感覚に接近できます。
まずは参考書で whose が紹介されている通常のケースです。
I know the boy. The boy’s father is young.
同じ物体は 青のthe boy と 赤のthe boy’s です。赤のthe boy’s の ’s は 「の」 いわゆる 所有 のテイストを表しています。
サトル君が
‘s ついてるけどいーの?
という気分ですが、ネイティブはおかまいなしです。合体まっしぐら。
I know the boy the boy’s father is young.
ネイティブの同じ物体合体欲は満足しました。しかし王である動詞がふたつです。
この状況を打開するため弱い 赤のthe boy’s が王権停止力のある強い姿に変身します。
お、 the boy’s の ’s テイストを残す whoseマン です。
I know the boy whose father is young.
the boy と the boy’s を ’s おかまいなしに合体させましたが、’s テイストがまったく消えてしまうのはいやなようです。s が見える whose がいいようです。こうして ’s テイストのある whoseマン によって is の王権は停止、この国は平和になりました。
これが通常の whose の紹介ケースです。王権停止力というワーグナーミトミ英語の重大要素つきですが。
さて、それでは次のケースです。
I know the boy. Yumi likes the boy’s father.
同じ物体は 青のthe boy と 赤の the boy’s です。お、ここでやる気あふれる日本人少年サトル君、自分でやるようです。
I know the boy the boy’s Yumi likes father.
おや、ネイティブが「こんなの心に浮かんだことない」と騒いでいます。しかしサトル君にしてみれば、 the boy と the boy’s の合体を基本通りしているわけです。boy と father は別物体ですし。
この基本通りのパターンと合わないネイティブ感覚は
the boy’s father の the boy’s と father を離すのは、
the father の the と father を離すようなもんだ
です。
ネイティブはこれをする気にはなりません。なので
I know the father the boy’s father Yumi likes.
という合体になります。合体しただけでは王である動詞がふたつです。なので the boy’s が ’s テイストのある whose に変身して likes の王権を停止します。これですべてOKです。
I know the boy whose father Yumi likes.
今回の 所有テイストの ’s の合体パターンが、多くの日本人が「なんじゃーこりゃ」と驚愕するケースに大きく関係しています。この驚愕のケースについては別の記事でお伝えします。今回のこの ’s パターンが大きく関与してます。それでは今回はこれで。
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