ワーグナーミトミのネイティブ関係代名詞

こんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は英語習得の中で一番大事で、一番わからなくなる技を伝授します。もちろんワーグナーミトミのオリジナルスタイルです。ずっと行われているスタンダードスタイルではありません。その技とは明治時代の日本人が?関係代名詞となずけたものです。

文中に出てくるたくさんのthat、最初に「あの」という意味で習います。This dog は「この犬」、that cat は「あの犬」です。でもこのバージョンのthatにしては変だぞ?というthatが文中にたくさん登場してきます。あの犬、あの猫、あの少年、あれだらけ?わかんなくなってきたぞー、ハハハー、こうなってしまうと英語がわからないまま一生を終えることになってしまいます。

今この瞬間も繰り返されるこの悲劇は、関係代名詞バージョンのthatをネイティブのように習得していないことから起きます。そこで今回は、これまでの通常の英語の授業にように、関係代名詞の授業だからthatではなく、どのようにネイティブの心に関係代名詞バージョンのthatが浮かぶのか、を紹介します。このバージョンで学べばネイティブのようにthatが心に浮かびます。

大事なことはネイティブハートで英語を学ぶことです。ネイティブハートで英語を学べばネイティブのように心に英語が浮かびます。それがあなたの経験になります。

同じ物体

I know the dog.        The dog is big.

 

私はその犬を知っている。  その犬はでかいぞ。

それぞれ短文です。それぞれの小さな国に王である動詞はひとりです。王はひとりなので小さいながらも平和です。まず右の

I know the dog.

がネイティブの心に浮かびます。その0、0003秒後に左の

The dog is big.

が浮かびます。さてこのふたつの短文にある

I know the dog.  The dog is big.

のthe dog は同じ物体です。

この同一物体であるthe dogをネイティブは合体させたくてたまりません。日本人が英語が難しくなるからやめてください、といってもやめてくれません。日本人にはどーしよーもないです。日本人が改変していく権利のある数学、物理などとは違います。で、合体させちゃいます。

I know the dog the dog is big.

おおっとー、ふたつのthe dog合体して同一物体合体欲が満たされたのはいいのですが、王ふたり問題が出現しましたー。それぞれ独立王国でそれぞれに王がいたので当然ですが。

 

これはまずい、ただひとつの王座をめぐって2人の王が全面戦争です。大国になった代償は大きかったか。上にいる赤ちゃんではこの戦争を終結できないぞ。

この危機を乗り切るには 技 が必要です。ふたつの物体を合体させただけでは 技感(技の感じ) がないです。ここでネイティブは

the dog the dog

の2連ちゃんがバカみたいと感じ出します。2回目のthe dog、このままはバカみたいだー。それよりなにより技感がないので王の王権を停止する力を感じません。王権を停止する力のない弱い存在。可愛いけどか弱い生後3ヶ月の赤ちゃんみたいです。この危機を回避させる力はありません。

変身

 

そこでこの赤ちゃんをいっきにウルトラマンに変身させてしまうのです。そのウルトラマンが that なのです。

 

the dog がthatに変身した瞬間に、王の王権を停止する力をネイティブは感じます。そうなれば動詞という王はひとりだけ、王がひとりならOKなのが英語です。ああこれは簡単。これを意識するだけで英語学習はがらりとかわります。

toマンやingマンは動詞の王権を停止させる力があります。その力がthatマンにもあります。ネイティブはそれを本能で感じます。日本人にはその本能はありません。でも知ってしまえばそれは私たちのものになります。このワーグナーミトミ式関係代名詞で、多くの人がわけがわからなくなる英語がぐーんと簡単なものになります。ネイティブの心にどのように長文が瞬時にうかぶのか、がわかるからです。おおきな1歩を踏み出しましたね。最後までお読みくださりありがとうございます。

英語の検索はワーグナーミトミで。

 

 

 

 

 

 

 

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