みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回はワーグナーミトミが大学生とのTOEFLの授業の最中に、ふと生じた疑問がエピソードテーマです。今回のケースはそれなりに英語学習者が遭遇しているものですが、あらためて考察することもまずないものです。こうしたケースを考察していくのも、英語力を上昇させていく推進力になります。では英語力を推進させる、エピソード686スタートです。
今日も英語学習、ひたすら英語学習のサトル君です。
これが見てる文ですか。あや、この文は
終わり良ければ総て良し
ということわざの英語バージョンです。
おお、そこに目が行きますか、サトル君。さすがです。このワーグナーミトミワールドで、686回も英語学習してきているからこその疑問です。
ではこのことわざ文の形成過程を、詳細に追求していきましょう。
これがスタート基本文です。もうふたつの文は、ワーグナーミトミは説明での使用をやめています。ふたつの文が浮かんでから合体というより、こうしてピリオドなしに
ポンポーン
と「文が瞬時にぶっつずけで浮かぶ」モデルのほうが、実際に近いからです。さて、この「ぶっつずけ浮かび」段階では、王がふたりという重大な問題があります。即座にこの問題の解決に動く英語ネイティブ本脳です。
この場合同じ物体 all があるので、この同じ物体を合体させます。
ネイティブは、瞬時ではあっても後から心に浮かんだ文
ー(注)これをワーグナーミトミ英文法では
ぜったいに途切れることなき生命線
として表現しています。イラストの黄色い線で表現されています。ー
を途切らすことなく、合体させる物体と共に移動させます。
合体の後は同じ物体2号が、関係代名詞 that に変身して王権停止力を発動、王をひとりにしてすべてはOKです。
おおっと、正体不明、謎のネイティブ男、ここで久々乱入です。え?この基本通りの並びが心に浮かんだことがない?
あらら、同じ物体の all 1号がと all 2号が合体していません。もちろん文は王がふたり、文は爆発崩壊危機の緊急事態にあります。
おおっと、ちゃんと合体しないまま that に変身、王権停止力を発動して王をひとりにしてしまいました。とりあえず王はひとりの平和な状態になりました。
今度はネイティブ男、ぜんぜん気にしていません。これがネイティブ男の心に浮かぶ並びなので、気にならないのですな。この並びでネイティブの心に定着している、
ことわざなのでOK
また
ネイティブは同じ物体の合体には緩いとこあり
ということです。ただし
生命線はぜったいに途切らせません。こちらは緩くありません。ネイティブ自身は意識していませんが。
それでは今回はこれにて。
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