みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は超難関大学合格を目指す受験生との授業中に遭遇したケースを、エピソードテーマにお届けします。現行英文法が英語学習者を幻惑、混乱させているケースは枚挙にいとまがありませんが、今回のケースはその代表的な例です。そんなケースに英語習得の妨害はさせないぞ、ワーグナーミトミのサン英文法SG-(前名は地動説英文法)エピソード1210スタートです。
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(速報)ワーグナーミトミのサン英文法-SG-(前名は地動説英文法)を学び始めて4週間の若者が、英検準1級に合格しました。この若者は、最初こそ現行英文法との大きな違いに「ええ!」という驚きの状況でしたが、すぐさま英文構造の真の構造をとらえたサン文法体系の真髄を理解し、瞬く間に英語力を上昇させました。素晴らしい!
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お、今日も英語学習してますよ、サトル君。
おや、めずらしい。日本語です。こりゃ英作文ですな。
ニタニタしてるサトル君です。
ふんふん。
この件にすぐ大興奮する、通りすがりのあんちゃんです。もうこの連載の最初のころからですが。
日本語文を英語にしましたな。
これが現行英文法による表記です。
be able to
を
助動詞 または 助動詞相当表現
としています。そのため
ということになってしまいます。さらに
助動詞を動詞と同じように尊重する
ので
結局のところ、こーんなに赤く着色されてしまいます。
たしかに
こんな短い文で、すでにこのセンターのない文構造。こんな文法では長ーい文に対応できません。
be able to と can のテイストが近いからという理由で、同じ授業、同じページでこのふたつを指導しています。ここに英語教育100年の悲劇の原点があります。
この英作文問題の意図は
具体的にできたこと
~月~日にーのテストでー点取れた
などの具体的な事例のケースでは、英語ネイティブの心に浮かぶのは can ではなく be able to である、ということを解答者が知っているかどうか?をチェックするものでした。
それはそれで大事です。今回のテーマではないですが。しかしここでより重要なことは
was 動詞(王)太陽
pass 不定詞 to で動詞停止(王権停止)惑星
という文構造です。
be able to は不定詞
という文構造です。助動詞なんぞではない、助動詞相当表現ですらありません。
I was happy to pass the entrance exam.
I was able to pass the entrance exam.
このふたつは同じ
be 動詞 形容詞 to 不定詞
という文構造です。
こやつ、まさに構造論の鬼神ですな。
それでは今回はこれにて。
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