ミトミの これはついやっちゃうぞ、PROVIDE の受動態に潜む危険

みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回はグローバル系難関大学合格を目指す女子高生と、ライティングの授業をしている最中に出くわしたケースを、エピソードテーマにお届けします。これがまた「うーん、これはやるやる、やってしまう」というケースです。特に内容に夢中になっていると、日本語本能で脳が機能する日本語ネイティブは、ついやってしまうケースです。でもここで英語力上昇を諦めないのが、ワーグナーミトミ英語指導です。よくやってしまうケースを突破して、高い英語力の頂に到達していくためのエピソード797スタートです。

本日も英語学習、これが当然、のサトル君です。

これが見てる文ですか。

provide     供給する

というテイストです。

この文に気になるところがあるサトル君です。

was    動詞(王)

provided   過去分詞で動詞停止(王権停止)

という文構造です。いわゆる受動態ですな。

そんなに気になるところがありますかね?

この文の中に。

イヤイヤ、そりゃだめです。そんなことしてるから、英語習得できずに生涯を終えてしまうのです。

日本語と英語

イスとクジラ

くらい違います。共通点なし、です。英文を日本語訳する日本古来の英語学習なんてしていたら、英語習得は不可能です。単語のテイストを知るには日本語が必要ですが。英英辞典のダラダラ記述なんて、記憶に残らないので。

おわっと、てなこと言ってるうちに、サトル君閃きました!そうです、これこそ真の英語学習です。英語は英語を通して学習していくのです。

これが provide が英語ネイティブの心に浮かぶパターンです。give なら

Masao gave Misa fish.

のように、名詞2連ちゃんで英語ネイティブの心に浮かびます。ところが provide は

Masao provided Misa with fish.

のパターンで英語ネイティブの心に浮かびます。これはもう文法ではなく、それぞれの単語のパターンである

語法

です。英語学習というと

文法、単語

と言われますが、真実は

文法、語法、単語

です。いまだに 語法 という言葉が英語教育の場で言われないのが、日本語ネイティブの英語習得を妨害しています。

この文が

受動態になるとこうなります。with が受動態になる途中でなんとなく消えることはないので、過去分詞 provided の直後に残るわけです。

with のないこんな文が、英語ネイティブの心に浮かぶことはありません。

英語ネイティブの心に浮かぶのは、こちらです。

それでは今回はこれにて。

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