みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は英語学習者が1度は、人によっては2度、3度と抱く疑問がエピソードテーマです。本日のワーグナーミトミの中3生相手の授業でも、今回のケースが起きています。今回のケースは日本語ネイティブが疑問を抱くのは当然ではあるのですが、その問題の本質をとらえておかないと、恐怖の生涯英語学習初心者になってしまう重大なテーマです。そこですかさず今回のエピソード669公開となりました。では恐怖の生涯英語学習初心者ロードから脱出の救世主、エピソード669スタートです。
世の中いろいろあれど、英語学習にはブレないサトル君です。
この文を見ているのですな。
おっと、もうひとつ見てる文がありました。
何か思うところがあるようです。
おお、覚えてましたか!たいしたもんです、サトル君。たしかエピソード137あたりで遭遇したネタでしたが、今回のエピソード669でもサトル君の記憶に残ってました。
そうです、deid バージョンはネイティブの心に浮かびません。
こりゃ王ふたりでダメです。英語で一番ダメな状態です。
ここで
この died は
受動態の be 過去分詞(3カス)
の過去分詞ではないのか?と考える方がいます。
それはありえません。なぜなら
die は 自王(自動詞)バージョンでネイティブの心に浮かぶからです。
自王なので、受動態で前に出す物体がありません。受動態は やられ物体 を前に出すパターンです。前に出す物体がないのに、受動態がネイティブの心に浮かぶことなんてありません。
このことをしっかり10代前半で教えないから、日本語ネイティブの多くが生涯英語初心者のままです。すべての英文が受動態になる、なんてまちがった前提で英語学習していたら英語力は上昇しません。本日の中3生も危ないところでした。救えてよかったです。
kill は 他王(他動詞)です。直後に やられ物体 がネイティブの心に浮かんでしまいます。もちろんネイティブ自身は無意識です。無意識なのが第一言語です。いちいち考えません。
他王の直後にある やられ物体 を前に出して、他王を be 3カス(過去分詞)にするのが受動態です。
おお、Her のところが She had になりました。こりゃ王ふたりだ、こりゃまずい。
関係代名詞で王権停止したのでOKです。
ワンパターン嫌いのネイティブは、who were を透明化したりもします。
これでもOKです。分詞バージョンです。
自動詞他動詞を取り入れる学習こそ英語学習の根幹、英語力上級者になる必須事項です。
それでは今回はこれにて。
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