ミトミの 受験生の命運を決める英検ライティング、この技で高得点だ、え?大失点?

 

みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は英検1級合格に執念を燃やす英語学習者との授業中に遭遇したケースを、エピソードテーマにお届けします。その昔は合格できたらいいな、の牧歌的なのんびりさがあったような気がする英検です。ところが状況は激変、今や人の人生、特に10代の受験生にとって、その命運を決める重大な要素になってしまいました。大学受験までに英検準1級に合格できるか?ダメか?高校生の運命が英検で決まります。そんな人の行く末を決める英検で重大な得点源であるライティングでの、加点に大きく貢献する技術、その真髄をお届け、ワーグナーミトミ地動説英文法エピソード1036スタートです。

ーーーーーーーーーーー

「この説は現状の宇宙論と異なるもので弾圧される可能性もある」

~幼少期のアルベルト・ブルゼフスキに師ラファウが伝える、アルベルトの父の言葉~

ーーーーーーーーーー(注1)

 

よっしゃっしゃー、今日も英語学習しているサトル君です。

これが見てる文ですか。いいんじゃないすか。

あれ、よくない?

よさそうに見えるけど?

ええ!そうなんすか?

あれ、接続詞 and から出てる動詞停止力(王権停止力)が行き場のない状態だぞ。

is 動詞(王)太陽

said  過去分詞で動詞停止(王権停止)惑星

is  接続詞 that で動詞停止(王権停止)惑星

and  動詞停止力(王権停止力)発動、行き先なし

is  関係代名詞 which で動詞停止(王権停止)惑星

という文構造になってます。発動された動詞停止力(王権停止力)はなんとなく自然消滅してくれません。もちろん動詞(王)太陽以外の、形容詞、名詞、冠詞ごときのザコなんかには、目もくれません。

動詞(王)太陽 の is 、身に迫る危険を察知しています。

やられたー!

is  接続詞 and で動詞停止(王権停止)惑星

said  過去分詞で動詞停止(王権停止)惑星

is  接続詞 that で動詞停止(王権停止)惑星

is  関係代名詞 which で動詞停止(王権停止)惑星

これぞ逆の恐怖、全球凍結、気温マイナス250度、生存不能状態です。ひとつも太陽がなくなりました。

では英語ネイティブの心に浮かぶ、正しい文の形成過程を見てみましょう。

これが基本スタート文です。

is  動詞(王)太陽

said  過去分詞で動詞停止(王権停止)惑星

is  接続詞 that で動詞停止(王権停止)惑星

is  接続詞 and で動詞停止(王権停止)惑星

という文構造です。太陽はひとつです。OKです。

おおっと、ワンパターン嫌いの英語ネイティブの方々、接続詞 and を無意識に拒否です。まあもちろん、ワンパターン嫌いに個人差はありますが。接続詞 and が消滅したので

is  動詞(王)太陽

said 過去分詞で動詞停止(王権停止)惑星

is  接続詞 that で動詞停止(王権停止)惑星

is  動詞(王)太陽

という文構造になってしまいました。太陽がふたつ、今度は気温プラス250度、こちらも生存不能状態です。

お、it が 関係代名詞 which に変身しましたー。これにて動詞停止力(王権停止力)発動です。

is  動詞(王)太陽

said  過去分詞で動詞停止(王権停止)惑星

is  接続詞 that で動詞停止(王権停止)惑星

is  関係代名詞 which で動詞停止(王権停止)惑星

という文構造になりました。太陽はひとつです。生存可能気温です。OKです。

それでは今回はこれにて。

英語の検索はワーグナーミトミで。

(注1)「チ。ー地球の運動についてー」第8集 魚豊 小学館 2022年 P183

 

© 2017 Mitomi's world, All rights reserved.