ミトミの なにげなく見過ごす HEARD FROM, なにげなく見過ごすな、英検1級の黄金郷の光景を見たいなら

 

みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は近未来に合格するぞ、もう「そのうちに」ではないぞ、と英語学習者が到達したくても容易には到達させてくれない輝く黄金郷、英検1級の領域に入ることに邁進する生徒との授業中に出くわしたケースを、エピソードテーマにお届けします。もちろんこの至高の領域への挑戦は、なんとなく意味がわかればいいだろ、なんてノリが通用する甘い闘いではありません。今回のようなケースも厳しく判定されます。そんな闘いに勝つぞ、まばゆく輝く黄金郷にたどり着くぞ、ワーグナーミトミ地動説英文法があるぞ。ワーグナーミトミ地動説英文法エピソード1095スタートです。

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聖書は真理だ。

え、いや、勿論それはその通りです。

だが、今の我々に正しい読み方ができているかどうかは、わからない。

~天動説の証明に人生を捧げているピァスト伯がヨレンタに語る心中~

―ーーーーーーーー(注1)

さあ、今日も英語学習しているぞ、サトル君。

これが見てる文ですか。

おや、気になるところがあるようです。

短い文ですな。別にどうってことないような気がしますが。

この国では習わないものですか?

おわっとっと、そうだった、そうだったー。(注2)自動詞、他動詞なき英語教育がこの国の英語教育の現状です。

となると

これは妙だ。直後に前置詞の from があるぞ。これは英語ネイティブの心に浮かばん。基本からいきましょう。

これが基本文です。

heard  接続詞 when で動詞停止(王権停止)惑星

was  動詞(王)太陽

という文構造です。太陽系に太陽はひとつです。生存可能です。

hear は98パーセント他動詞バージョン

で英語ネイティブの心に浮かぶので、なぜかは英語ネイティブ自身も知らないどころか意識すらしていませんが、直後に名詞が英語ネイティブの心に浮かびます。

おわっとい、ワンパターンが嫌いな傾向がある英語ネイティブの方々、接続詞 When を拒否です。そのため接続詞 When から発動されていた動詞停止力(王権停止力)が消滅、heard が動詞(王)太陽 になってしまったー。太陽系にふたつ、熱い、暑い、生存不能だー。

いや、この生存不能の危機を救うべく、ing が飛来して来てくれてるぞ。

ing 到着。

hearing  ing で動詞停止(王権停止)惑星

was  動詞(王)太陽

という文構造です。太陽系に太陽はひとつ、生存可能です。

ing になってしまったら、もう気分はユルユルにだらけますな。

動詞 (王)太陽 の was のほうにもう Masao がいるので、

ing で落ちぶれた hearing のほうにまで Masao がいなくてもいーや、英語ネイティブ同士そこにあるのわかるって

というノリで、hearing のほうの Masao は見えない、聞こえない透明バージョンになりました。

これが英語ネイティブの心に浮かぶ文でした。

それでは今回はこれにて。

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(注1)「チ。ー地球の運動についてー」第3集 魚豊 小学館 2022年

P88-89

(注2)「グランドセンチュリー英和辞典」第4版 小西捷二編 三省堂 2017年 P730

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