ミトミの 関正生氏が命名した「間接感嘆文」、それを中学1年生にして習得、驚異の地動説英文法の力

 

みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回はこれまた中学1年生との授業中のケースを、エピソードテーマにお届けします。この内容が中学1年生が習得してしまう内容なのか!と驚愕のレベルの高さですが、ワーグナーミトミ地動説英文法で英語を学習していれば、すぐ到達するレベルです。なぜこんなにも高度な領域に短時間で到達するのか?それはワーグナーミトミ地動説英文法の中核を成す、ー動詞停止力(王権停止力)ーのおかげです。それでは中学1年にして到達している至高の領域をお届け、エピソードテーマ1031スタートです。

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考えてみてください。歴史上、地動説(この考え)が弾圧された前例を聞いたことがありますか?果たしてこの説は本当に異端的なのですか?

~アントニ司教に地動説の異端性を問うドゥラカ~

ーーーーーーーーーー(注1)

おお、なにやらいきなりニヤニヤしとるサトル君です。

ふんふん、この通りすがりのあんちゃんの英文法だと?

おお、あの

is  is

と並ぶやつですな。

これです、これ。

is  is

と並んどります。

これは「真・英文法大全」の著者である関正生氏が 間接感嘆文 と命名したものです。もちろん以前からこのパターンは存在しましたが、関正生氏が

間接感嘆文

と、適切な名称をつけてくれました。

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疑問文が文の一部になる間接疑問文と同様に、感嘆文も文の一部になれるので、本書ではこれを間接感嘆文と呼ぶことにします(名詞節をつくります)。

I never knew what a gentleman you were.

あなたがなんて紳士なのかを、私は知る由もありませんでした。

ーーーーーーーーーー(注2)

それではサトル君の見た文の形成過程を検証します。

おおお、今回はこれが基本スタート文ですか。感嘆文です。

is  動詞(王)太陽

という文構造です。あとはザコです。動詞以外はザコです。天動説英文法では尊重されてる助動詞なんざ、ザコもザコです。振り切りますよ、この振り切りで英文の構造が明快になります。テイストは英文構造を習得したあとです。

天動説英文法では、まだ英語学習者が英文構造を習得してない段階なのに、いろんな助動詞のテイストの違いを参考書の前半で、いかにもここまで追求したぞ、とばかりドヤ顔で説明しすぎるんです。それはそれで意義のあることですが、まず文構造です。テイストはその後。まあテイスト中心主義の英語入門書、「ネイティブはこう言います」の英語フレーズ紹介本、なんてこの世にあふれ返っていますので、そちらをごらん下さい。地動説英文法の創始者ワーグナーミトミはほとんど取り扱いません。

てなこと言ってるうちに、でたー、続きが英語ネイティブの心に浮かんでしまいました。ありゃ?もう How から動詞停止力(王権停止力)が発動して、感嘆文の is に向かっています。

疑問詞から接続詞と変化

した How から発動した動詞停止力(王権停止力)が、 is に到達しました。

is  接続詞 how で動詞停止(王権停止)惑星

is  動詞(王)太陽

recognized  過去分詞で動詞停止(王権停止)惑星

という文構造になりました。太陽はひとつです。OKです。!も消えました。文の途中で!もないですな。

そうです、疑問文のケースと違い、最初から疑問ポジションから戻っている場所にいます。まあそもそも疑問ポジションに移動してないのですが、結果としてそうなってます。

How important is the problem?

is が疑問ポジションにいます。疑問文なので。

How important the problem is!

is は疑問ポジションにいません。感嘆文なので

肯定ポジション

にいます。疑問ポジション戻しをした後のポジション

と同じです。このため

このプロセスですんでしまいます。

最終形だけでは、基本スタート文が疑問文か感嘆文かはっきりしませんが、英語ネイティブ同士なら、発信者の様子、興奮状態、文脈、その他からわかってしまうのでしょう。また実際のところ、どっちだろうとたいして意識してケースも多いのでしょう。いずれにせよ

英語ネイティブ同士でそれでいい

んであれば、もういいわけです。英語は英語ネイティブの言語です。英語学習者がとやかく言って、新ルールを作れません。作れるんならとっくの昔にワーグナーミトミが、英語を英語学習者が習得しやすいように大改革しています。できません。

それでは今回はこれにて。

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(注1)「チ。ー地球の運動についてー」第8集 魚豊 小学館 2021年 P26

(注2)「真・英文法大全」関正生 株式会社KADOKAWA 2022年 P642

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