ミトミの 10代半ばで英語力停滞!ロンドン在住5年の帰国生もぶち当たる壁を突破

みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回はバラバラの単語を並べていく整序問題をやっている最中に出くわしたケースを、エピソードテーマにお届けします。これがまた日本語ネイティブが、日本語と世界一かけ離れた、あまりにも共通点がなさすぎる言語、英語、を習得する際に、ぶち当たるケースです。でもこのぶち当たるケースを迂回して英語習得なんてできません。もちろん表面的な挨拶程度の習得はできますが、それは生涯初心者ということです。それでは英語力上級者の道をいく、エピソード787スタートです。

本日も英語学習に貪欲なサトル君です。

これが見てる文ですか。

何が気になるんでしょう?

were     関係代名詞 who で動詞停止(王権停止)

attended    過去分詞で動詞停止(王権停止)

surprised    動詞(王)

という文構造のようですがーーー。

サトル君には、そうは見えないようです。

問題点を認識しましたね、サトル君。何をやっちゃったのでしょう?

これをやっちゃったんですね。受動態の直後に名詞を並べてしまいました。

その並びは英語ネイティブの心に浮かびません。

前置詞が入って英語ネイティブの心に浮かびます。

例外は give などの

Masao gave MIKA fish.

のような、直後に名詞2連ちゃんが英語ネイティブの心に浮かぶケースだけです。これなら

Mika was given fish by Masao.

の並びになりますが。

これが英語ネイティブの心に浮かぶ並びです。

attended   関係代名詞 who で動詞停止(王権停止)

was          動詞(王)

surprised   過去分詞で動詞停止(王権停止)

こちらが本当の文構造でした。

そもそもそーでした。attend も surprise も、直後に名詞が英語ネイティブの心に浮かびます。他動詞バージョンです。英語学習のスタートで学ばねばならない、基本中の基本です。この基本中の基本を指導されていない英語学習者がほとんどですが。日本では。

ロンドン在住5年の帰国生でも、この基本指導がされていないので、英語ネイティブの心に浮かばない、日本人自己流並びをしてしまっています。そのままでは英検上級試験、TOEFL、難関校入試でしくじるので、ワーグナーミトミが緊急指導しています。

英語ネイティブには英語本能があるので、すべて無意識に英語本能が機能してくれています。ところが帰国生の言語本能は日本語本能です。英語は日本語本能に意識して加えられます。このため10代半ば以降に遭遇する、5行、7行続く英語ネイティブの心に浮かぶ長ーい英語ネイティブ文を習得できなくなっていきます。その発信なんてとても無理です。短いリアクション返してるばかりになります。長ーい文を発信しても間違いだらけで、さらにその間違いを修正していく知識が欠如してるので、そこからの進歩がない状態です。

「こんなはずでは!5年もロンドンで生活させてやったのに何やってんだ」

という親の憤りにつながっています。

希代の英文構造分析学者にして他に類を見ない英語指導者、ワーグナーミトミ、英語力が頭打ち状態の帰国生たちの英語力をズドーンと上昇させてる毎日です。

それでは今回はこれにて。

英語の検索はワーグナーミトミで。

 

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