みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回はこれまた高校生と定期テストで高得点とるため、ここぞとばかりの準備練習をしていた最中に生じたケースをお届けします。これがまたよく頻発しまくるケースです。大きな原因は、10代前半に習う英文の並びパターンしか、英語学習者の心に浮かばないからです。英語学習では、途中から10代前半パターンでは通用しなくなります。これが10代半ばで、続々と英語学習引退者が大量発生する一大原因です。ではそんな一大悲劇を喰らわないための、エピソード767スタートです。
さてさて、今日も英語学習しまくっているサトル君です。
これが見てる文ですか。
request 頼む
inform 知らせる
というテイストです。
何か気になるようです。
request 動詞(王)
keep 不定詞で動詞停止(王権停止)
informed 過去分詞で動詞停止(王権停止)
という文構造です。動詞はひとつだけです。動詞ふたつ問題はありません。
それでも気になる点があるようです。それは一体?
その並びでしたか!そうです、それが英語ネイティブの心に浮かぶ並びです。
ではこの並びになる過程を検証していきます。
これが基本のスタート文です。inform は
inform 人 of 物
という並びで英語ネイティブの心に浮かびます。もちろん意図的に並べてなんかいません。無意識の第一言語です。
お、me を前に出して受動態になりました。me が前に出ていったので、この時点で informed の次に of がきます。この過程を知らないと、サトル君が見た文の並びにしてしまいます。
おおっと、その前に He keeps が英語ネイティブの心に浮かんでしまいました。動詞ふたつです、こりゃまずい。
すかさず ing で緊急処置です。動詞ふたつによる、文爆発崩壊の危機は回避されました。keep では、接続詞 that による動詞停止(王権停止)は、英語ネイティブの心に浮かびません。
I think that he is running.
は英語ネイティブの心に浮かびます。
I keep that he is running.
こちらは英語ネイティブの心に浮かびません。これは文法の話ではありません。語法です。個別の単語のパターンです。
英語学習では、英語ネイティブの心に浮かばないものを、日本語ネイティブが開始することはできません。できるのならワーグナーミトミが、英語をより習得容易なものにすべく、もうすでに大改革してしまっています。しかし、英語は英語ネイティブの言語です。ノンネイティブが変えられません。
後ろが being になってしまったら、もう I なんてバカバカしくてやってられません。keep の後ろなので me になります。
being informed の being なんか英語ネイティブ同士
俺たちネイティブ
のノリで
見えなくても聞こえなくても、わかってしまいます。being が透明になります。
おわわっと、さらにその前に I request が英語ネイティブの心に浮かんでしまいました。またまた動詞ふたつ問題再燃です。
文が爆発崩壊する前に、不定詞 to で動詞停止(王権停止)です。
後ろが to 動詞停止(王権停止)になったので、he なんてバカバカしくてやってられません。request の後ろなので him になります。
これが英語ネイティブの心に浮かぶ並びです。
こちらは英語ネイティブの心に浮かびません。
こちらが英語ネイティブの心に浮かびます。
英語学習とは、英語ネイティブの心中での、英文の形成過程を知ることです。英語だけによる、英文の形成過程です。そこに日本語は存在していません。当たり前です。
それでは今回はこれにて。
英語の検索はワーグナーミトミで。