ミトミの 突然最後に登場する謎の一語 DISCOVERED この謎をワーグナーミトミが解明する

 

みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は TOEFL の授業中に遭遇したケースを、エピソードテーマにお届けします。「おや?」と思うケースの文構造を解明することこそ、本物の英語力を身につける学習法です。日本語訳なんぞしません。そんなもん文構造を見抜き、その文の単語を知ってりゃ必要ありません。文構造を見抜き、その単語を知っていれば、英語ネイティブの方々と同じことを感じます。この、英語学習の肝心かなめ、文構造を見抜けないのは、天動説英文法で文構造を解明しようとするからです。地動説英文法で文構造を見抜いていく、これぞ本物の英語力。では本物の英語力を獲得するぞ、エピソード972スタートです。

ーーーーーーーー

そこで貴方に是非、協力してほしい。印刷機と本の発行許可を貰いたいんです。必ずや損はさせません。

——ほう。で、その本の内容は。

——-それが問題です。宇宙論的な一つの思案というか–自然に対するある仮説で—-平たく言うと、地球の運動についてです

~アントニ司教に地動説の本の出版の重要性を語るドゥラカ~

ーーーーー(注1)

ほーれほーれ、本日も英語学習してます、サトル君。

そして何か見ました。

この文ですか。いや、この文まだ終わってません。

これで終わりでした。(注2)

この文のどこが気になるのでしょう?

planets  惑星

gravitational    重力の

orbit   軌道を回る

というテイストです。

あら、そこでしたか。

たしかに最後にポツン、と discovered  があります。

こりゃいったいどういう文構造でしょう?

上に are があります。でも疑問文でもありません。

おお、閃いたぞ、サトル君。文構造を表示してみましょう。

have  関係代名詞 which で動詞停止(王権停止)惑星

orbit  関係代名詞 which で動詞停止(王権停止)惑星

are  動詞(王)太陽

have  関係代名詞 which で動詞停止(王権停止)惑星

been  過去分詞で動詞停止(王権停止)惑星

discovered   過去分詞で動詞停止(王権停止)惑星

という文構造でした。この見えるバージョンのうち

orbit  関係代名詞 which で動詞停止(王権停止)惑星

の which と

have  関係代名詞 which で動詞停止(王権停止)惑星

been   過去分詞で動詞停止(王権停止)惑星

が透明バージョンになっていたのでした

そうです、省略ではありません。天動説英文法で言う省略ではありません。透明バージョンでそこに存在しています。

それでは今回はこれにて。

英語の検索はワーグナーミトミで。

(注1)「チ。ー地球の運動についてー」第8集 魚豊 小学館 2022年 P24-25

(注2)「TOEFL リーディングー受験英語からのTOEFL TEST」Z会編集部 株式会社Z会 2014年 P171

 

© 2017 Mitomi's world, All rights reserved.