みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は関正生氏が「真・英文法大全」で公開している 、be worth – ing に目的語がないケースに関連しての「完全に名詞扱い」との分析に関して、ワーグナーミトミの見解を表明します。表面上は同じ光景でも、その分析、解析過程の違いにより、新たな局面が見えてきます。この過程こそが、学問の進歩をもたらします。英文法研究者ワーグナーミトミが英文法の真理に迫る、エピソード1020スタートです。
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僕らは気付いたらこの時代にいた。別の時代でもよかったのにこの時代だった。それはただの偶然で無意味で適当なことで、つまり奇跡的で運命的なことだ。僕は同じ思想に生まれるよりも、同じ時代に生まれることのほうがよっぽど近いと思う。
~異端審問官ノヴァクに語りかけるラファウの幻~
ーーーーーーーーーー(注1)

ほーいのほい、今日も英語学習しているサトル君です。

何か見ましたな。

この文ですか。(注2)この文は参考書にある例文です。
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This symphony is worth listening to over and over again.
この交響曲は、何度も繰り返し聴く価値があるよ。
*listening to に「目的語がない」理由は、この後のパラダイムシフトで詳述します。( over and over again ) 「何度も何度も」は副詞句)
ーーーーーーーーーー(注2)
listening to の後、いきなり over and over になってしまうところが、日本語ネイティブ英語学習者にとっては?になりますな。この点に関して関正生氏は
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need ~ ing に関しては「 ing に受け身の意味がある / 受け身なので ing の目的語が不要」と説明されることがよくありますが、「動名詞に受け身の意味」なんて、ここ以外では使わない知識です。
ーーーーーーーーー(注3)
との見解を表明しています。

この点に関しては同意見のサトル君です。
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ではどう考えるか。他動詞 need は to と相性が良く、もし動名詞がきた場合は(動名詞というより)単なる普通の名詞と捉えるわけです。( need の後に名詞がくるのは、I need you.「君が必要だ」でおなじみ)。名詞にはそもそも能動・受動の発想などありませんから、need の後ろにきた – ing は完全に名詞扱いで、その – ing を受動態 ( being p.p.) にする発想がないのでしょう。
ーワーグナーミトミによる中略ー
また、 be worth – ing も同じ発想で、先ほどの英文 ( The symphony is worth listening to over and over again.) でも、listening to を(動名詞というより)名詞と捉えているのです。
ーーーーーーーーーー(注4)

この点に関しては、
うーん
という感じのサトル君です。

ありゃ、何かが通りすがりのあんちゃんに閃いたようです。

シンプル!

うーん、これはさすがにしつこい。

英語ネイティブの方々にはこう感じられます。

最初に The symphony と言ってるので listening to の後に
the symphony が透明バージョンでいる
なんてことは、本能レベルの共通認識です。見えなくても聞こえなくても、英語ネイティブ同士わかります。本能なので英語ネイティブの方々同士では、そんなこと意識なんてしてませんが。

これが listening to の後、すぐ over and over again が続く理由です。
is 動詞(王)太陽
listening ing で動詞停止(王権停止)惑星
という文構造です。太陽はひとつです。OKです。

それでは今回はこれにて。
英語の検索はワーグナーミトミで。
(注1)「チ。ー地球の運動についてー」第7集 魚豊 小学館 2022年 P84
(注2)「真・英文法大全」関正生 株式会社KADOKAWA 2022年 P539
(注3)「真・英文法大全」関正生 株式会社KADOKAWA 2022年 P540
(注4)「真・英文法大全」関正生 株式会社KADOKAWA 2022年 P540-541
