みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は英検準1級の授業の中で、遭遇したケースをエピソードテーマにお届けします。一舜は目を疑うような英文です。大事なのはそこで流さず、その謎に満ちた英文構造を追求、解明していくことです。このプロセスの中で、英語ネイティブのように日本語ネイティブの心に英文が湧いてくる力が形成されます。では英語ネイティブのように心に英文がわいてくるようになるための、エピソード738スタートです。
本日も英語学習、ほんとにブレないサトル君です。
これが見てる問題文ですか。
あ、4択問題で、そのうちのひとつを選んだのですな。
これがサトル君の選んだ解答の4番ですか。我々は他の3つの解答を知りませんが、それがテーマではないので見る必要なしです。
knowledge 知識
rat ねずみ
drown 溺死する
cells 細胞
function 機能する
というテイストです。
正解だったようです。あとの3つがどんな文だったのか、は知りませんが。
おおっと、正解出したのにここで「うっ」です。
ええ?そんなはずは?
あらま、ほんとにないです。ことごとく王権停止(動詞停止)されています。
英語思考中のサトル君です。この時間が大事です。日本語訳なんてしていませんよ。単語覚えるには日本語が必要ですが、文法となると日本語訳は英語力育成を妨害します。
それだ、それだ、サトル君、巨大な謎を解き明かしました。
では疑問文になる前の本来の文の姿を見てみましょう。
2枚目に続きます。
3枚目に続きます。
ということでしたか。
whether the knowledge that a rat was going to drown would have an effect on how the rat’s cells function
この部分のアテがなくなったのでwhat になり、この what が一番前に出たのですな。この部分に王権停止(動詞停止)が効いているので、英語ネイティブにとっては名詞ひとつーmilk とかーと同じことです。
こうした英文構造分析こそ、例文暗記なんかに頼らない、日本語ネイティブの心に英語ネイティブのように英文が湧いてくるようになる英語学習法です。ワーグナーミトミはこれをお届けしています。
それでは今回はこれにて。
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