ミトミの 英語教育100年の悲劇のルーツ、受動態は現行英文法の定める第1文型ではない、第2文型だ

 

みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回はかつてワーグナーミトミも「へーそうか」とそのまま受け入れていたケースを、エピソードテーマにお届けします。学習、そして研究の過程においては、まずはこれまでの研究業績を吸収していくことが必要です。その過程が進行していくにつれ、「ん?これは~ではないか」という発想、閃きが降臨し始めます。こうして連日連夜のリアルな英語指導(ワーグナーミトミにとって、すべての英語指導の時間は英文法研究の時間になります)の中で、形成されてきたのがワーグナーミトミ地動説英文法、そのエピソード1121スタートです。

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現状(いま)のこの C 教は本当に君らを救うのか。

~グラスとオグジーに問う地動説の存在を知る占星術師~

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(速報)ワーグナーミトミが昨年夏から指導開始、今年から米国大学日本キャンパスに入学した生徒から、衝撃の事実を知らされました。当初21名いた学生のうち、5名だけが生き残っています。あとの16名は消え去ってしまいました。英語が「?」の状態で、英語ネイティブの環境に入っても、英語と日本語が

クジラとイス

ほど違いすぎるので、英語習得はできません(ドイツ語ネイティブならできちゃいますが)。日本語であれこれ言われても「?」の現行英文法(天動説英文法)を、英語で言われて習得できるわけがありません。この16人がワーグナーミトミ地動説英文法を知っていたら、と思うと残念です。

昨年夏にワーグナーミトミ地動説英文法に偶然遭遇、その使い手となった生徒は、成績トップです。

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うん、今日も英語学習してます、サトル君。

なんか見ましたな。

そのことかー。

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第3文型の文の<S + V + O >は受動態では< S + V >になるので、文型が第1文型に変わる。<by ~ >は副詞句で、文の主要素にはならない。

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ほう、通りすがりのあんちゃんにも、そんな時代がありましたか。まあ初めから現在の英文法に開眼していたわけではないですからな。

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Laws may be adopted that forbid ~は第1文型の変形パターン!

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これは関正生氏の著書での解説です。

be adopted

この受動態を第1文型としています。

では現行の英文法で見てみましょう。

He runs.

これは第1文型です。

He is happy.

こちらは第2文型です。

これが

受動態だとこうなります。

両方とも第1文型とされています。

過去分詞を動詞とする

これが現行英文法を、非常に理解しがたいものにしています。

He is happy.

これが第2文型。

He is respected.

こちらは第1文型。もうこの時点で、日本語ネイティブ英語学習者の混乱が始まっています。現行英文法(天動説英文法)では、過去分詞を動詞としてしまうからです。

 

ワーグナーミトミ地動説英文法でいきます。

He is happy.

これは第2文型。

He is respected.

こちらも第2文型。

He is happy.

Is he happy?

He is not happy.

happy が respected になっても

He is respected.

Is he respected?

He is not respected.

英語ネイティブによる言語操作は、まったく同じです。文構造が同じなんだから当然ですな。

 

それでは今回はこれにて。

英語の検索はワーグナーミトミで。

(注1)「チ。ー地球の運動についてー」第2集 魚豊 小学館 2021年 P50

(注2)「ロイヤル英文法」改訂新版 綿貫陽 宮川幸久 須貝猛敏 高松尚弘 旺文社 P568

(注3)「大学受験 世界一わかりやすい 英文読解の特別講座」関正生 株式会社KADOKAWA 2020年 P188

 

 

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