みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回はワーグナーミトミが、英検準1級の授業をしている際に遭遇したケースがエピソードテーマです。ワーグナーミトミが指導している生徒は、ワーグナーミトミ英文法の奥義ー王権停止論ーを学んでいます。そのため通常の英語の授業ではだれも気にしない点に、大いに着目します。こうした着目点の違いが大きな英語力の伸びに影響します。それでは通常とは異なる、大いなる英語力の伸びに導くエピソード687スタートです。
お、今日も英語学習ですね、サトル君。
何か見ましたな。
この文を見ましたか。
certificate 証明書
というテイストです。
やはりそこに目がいきますね、サトル君、さすがです。
この時間に英語力が伸びます。
カラクリを解明したようです。
では検証です。
これが本来の基本文です。関係代名詞による王権停止です。
おおっと、ワンパターン嫌いのネイティブの方々、関係代名詞による王権停止を拒否です。そのため王がふたりの文爆発崩壊状態です。
ネイティブが関係代名詞による王権停止はイヤなので、~ing による王権停止です。これにて王はひとりのOK状態になりました。
ネイティブ同士では、being 3カス(過去分詞とやら)の being なんて
見えなくても聞こえなくても
わかってしまいます。そこで being を透明バージョンにしてしまいます。英語を学習するノンネイティブへの配慮なんてしません。するほうが変ですが。
さて、3カスの provided 1語が残りました。3カス(過去分詞)なんて形容詞です。形容詞1語なら冠詞と名詞の間に入れるのが通常です。
the boy respected by many people
ならこのままですが
the boy respected のように1語なら
the respected boy
と、形容詞の3カスを冠詞と名詞の間にネイティブは入れます。3カスは動詞ではなく形容詞なので、ネイティブには当たり前のことです。もちろんネイティブ自身は、このことを意識なんてしていません。第1言語なんて意識するもんじゃないです。
おやー?なんだなんだ?このネイティブ男、
provided だと後ろに一語あるまんまでOK
気分だそうです。
こりゃ provided 特別バージョン
語法
ですな。文法ではないです。英語は
ネイティブの心に浮かぶパターン
がすべてです。ネイティブの心にそう浮かぶのなら
あ、そーなんすか
と受け入れ、自らの発信パターンに取り入れましょう。英語ネイティブではない日本語ネイティブが
法則と違うぞー、ああだこうだ、こうだああだ
言ってもダメです。英語は英語ネイティブの言語です。
英語ネイティブの言語である英語を、日本語ネイティブは変えられません。
変えられるのならワーグナーミトミは、多くの日本語ネイティブがより容易に英語を習得できるように、英語を改良してしまいます。しかし、それはできません。
ワーグナーミトミは英語という言語を改良する権利はありませんが、みなさんが英語をより容易に習得できるように尽力します。
それでは今回はこれにて。
英語の検索はワーグナーミトミで。