みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は80歳にして英文学作品を読むことに情熱を燃やす方との授業中に遭遇したケースを、エピソードテーマにお届けします。今回のケースが日本語ネイティブ英語学習が英語を習得するのを妨害、阻害しています。英語習得を非常に困難なものにしています。すべての伝統がいいわけではありません。悪しき伝統をそのまま後世に伝えることは重大な悪影響、大災害をもたらします。
惨禍の英語教育100年の歴史、その元凶ここにあり。
そして新たなる英語教育の希望もここにあり。ワーグナーミトミのサン英文法-SG-(前名は地動説英文法)エピソード1197スタートです。
おっしゃ、よっしゃ、本日も英語学習に突き進むサトル君です。
なにやらニタニタ笑っとります。
いきなり敵意むき出し、の通りすがりのあんちゃんです。
こりゃ通りすがりのあんちゃん、大興奮となりますな。
この文を見ていたのですか。(注1)なるほど
be able to
をまるごと赤にしています。
これ、もうエピソード5か6か7か、この1198回続く連載の最初から、通りすがりのあんちゃんが、けたはずれの執念で主張していますな。
これもです、この助動詞相当表現という表現が英語習得を妨害しています。関正生氏(注2)、大西泰斗氏(注3)、他の方々がしている助動詞相当表現という名称が、英文構造を見抜く障害になっています。これが日本語ネイティブ英語学習を大混乱させてきている
文構造よりテイスト重視
の現行英文法による英語指導です。
助動詞相当表現などとして、助動詞扱いしてしまうので
こうした文構造になってしまいます。
これでは to の後ろの swim が動詞となります。もうこの時点で英文構造があいまい、見抜けなくなります。
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You have to run.
Do you have to run?
You don’t have to run.
これは助動詞相当表現で、動詞は to の後ろの run
You want to run.
Do you want to run?
You don’t want to run.
これは不定詞で、動詞は to の前の want
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なんじゃこりゃ?こんな大混乱を引き起こすことを教えているのが現行英文法です。この現行英文法では
has to 助動詞相当表現
be able to 助動詞相当表現
swim 動詞 ( to があるのに)
ride 動詞 (接続詞 and が透明バージョンであるのに)
run 動詞 (接続詞 and があるのに)
という文構造になりますな。この文構造では
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助動詞相当表現2連続(助動詞2連続はダメだが、助動詞相当表現だからいい?)
動詞3つ
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ですか。しかも助動詞にも着色するのが現行英文法なので
has to 助動詞相当表現
be able to 助動詞相当表現
swim 動詞 ( to があるのに)
ride 動詞 (接続詞 and が透明バージョンであるのに)
run 動詞 (接続詞 and があるのに)
となります。なんだこりゃ。太陽だらけの太陽系です。こんな環境で生存できんのか?こんな文法で英語習得できるのならやってもらいましょう。恐ろしいのはこれが
現行英文法
であることです。この文法で日本語ネイティブ英語学習者が英語を習得できていればいいですよ。現実はどうなっている?
アフリカの大地に猿人として人類が誕生して以来、初めて英語の文構造を見抜いた人類初の生命体、ワーグナーミトミのサン英文法-SG-(前名は地動説英文法)でいきます。
has 動詞(王)太陽
be 不定詞 to で動詞停止(王権停止)惑星
swim 不定詞 to で動詞停止(王権停止)惑星
ride 接続詞 and 透明バージョンで動詞停止(王権停止)惑星
run 接続詞 and で動詞停止(王権停止)惑星
という文構造です。太陽系に太陽がひとつです。生存可能です。これが英文の構造です。
それでは今回はこれにて。
英語の検索はワーグナーミトミで。
(注1)「英検3級 文で覚える単熟語」ーハワイのトライアスロン大会ー4訂版 旺文社 2022年 P160
(注2)「真・英文法大全」関正生 KADOKAWA 2022年 P240
(注3)「THE ENGLISH FACTBOOK」大西泰斗 桐原書店 2019年 P120