ミトミの 「助動詞の類似表現」これはことの本質を捉えた用語なのか?地動説英文法からの提言

 

みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は現行の天動説英文法で使用されている「助動詞の類似表現」というネーミングに関しての、ワーグナーミトミの見解を公表します。「助動詞の類似表現」とは、ことの真相、本質を的確に表現した用語なのか?日本語ネイティブ英語学習者の英語習得に役立っているのか?ワーグナーミトミ地動説英文法からの重大な提言、エピソード1043スタートです。

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神が作った完璧である筈の天界でも円はゆがみ奇妙な輪を描く” 逆行 ” が生じる。この謎の原因に人類は立ち向かわねばならない。ーそうでなきゃ、神が、設計を間違えたことになる。そんなことはあり得ない。ならば ここには人類が気付いていない ” 理由 ” が隠れている筈だ。

~修道院長に天動説の誤謬を語るバデーニー~

ーーーーーーーーーー(注1)

ひょーいのひょーい、ほーいのほーい、今日も英語学習しまくるサトル君です。

そして何か見ましたな。

ふんふん

なるほど、そう感じますか、サトル君。通りすがりのあんちゃん、大興奮です。

助動詞の類似表現

という天動説英文法の表現が、日本語ネイティブ英語学習者が英語の文構造を見抜くのを困難にして、英語習得を阻害しているということですな。一例を見てみましょう。

「一億人の英文法」の著者である大西泰斗氏の著作「FACTBOOK」での解説です。

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助動詞の代わりに類似の表現を使う場合

( a) Next week I will be able to give you more information. ( × will can)

来週には、あなたにもっと詳しい情報を伝えることができるでしょう。

( b) I want to be able to play tennis like Kei!  ( × want to can )

ケイのようにテニスができるようになりたい!

( c) I enjoy being able to play sports again. ( × enjoy canning)

またスポーツができることを楽しんでいます。

助動詞には現在形・過去形しかなく、通常の動詞がもつ原形・ー ing 形・過去分詞はありません。そのため、原型が求められる「助動詞の後ろ = ( a )「to 不定詞の後ろ = ( b ) 」、「- ing 形が求められる場所 = ( c) 」では助動詞を使うことができません。can → be able to (できる)など、意味が類似した表現を使いましょう。また、must が使えない場合には、have to (しなければならない)を使います。

( d) We‘ll have to get permission from your mother. ( × will must )

私たちはあなたのお母さんの許可をもらわなくちゃならないでしょうね。

ーーーーーーーーーー(注2)

これらの例文

Next week I will be able to give you more information.

I want to be able to play tennis like Kei!

I enjoy being able to play sports again.

We’ll have to get permission from your mother.

すべて to がありますが

うーん。通りすがりのあんちゃん、力説してます。

もっとシンプルな文で見てみましょう。

シンプルです。文の構造上は、なくてもいい追加情報なしです。

天動説英文法ではこの文構造になります。

want to

have to

で文構造が違います。

ワーグナーミトミ地動説英文法での文構造です。

want  動詞(王)太陽  run 不定詞 to で動詞停止(王権停止)惑星

have  動詞(王)太陽 run 不定詞 to で動詞停止(王権停止)惑星

という文構造です。文構造は同じです。

be able to のケースです。

天動説英文法では、この文構造になります。文構造がまるで違ってしまいます。

be able to の to は不定詞である

と明言しないからです。

ワーグナーミトミ地動説英文法での文構造です。

are 動詞(王)太陽 run 不定詞 to で動詞停止(王権停止)惑星

are 動詞(王)太陽 run 不定詞 to で動詞停止(王権停止)惑星

同じ文構造です。happy も able も形容詞です。そりゃこうなるでしょう。ではまとめて列挙します。

天動説英文法による文構造です。

地動説英文法による文構造です。

天動説英文法による文構造です。

地動説英文法による文構造です。

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どちらがより単純シンプルか、わかるだろ?

ーーーーーーーーーー(注3)

それでは今回はこれにて。

英語の検索はワーグナーミトミで。

(注1)「チ。ー地球の運動についてー」第2集 魚豊 小学館 2021年 P114

(注2)「FACTBOOK」大西泰斗 / ポール・マクベイ 桐原書店 2017年 P99

(注3)「チ。ー地球の運動についてー」第2集 魚豊 小学館 2021年 P151

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