ミトミの 単数名詞 BE 単数名詞、複数名詞 BE 複数名詞、こりゃ当然だろ、え?ええ?

 

みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は海外留学準備に明け暮れる生徒との英作文の授業中に遭遇した意外なケースを、エピソードテーマにお届けします。今回のケースは「これは同じにそろえたほうが理路整然としていいんじゃないか?」とも思えるケースです。ところがところが、英数なんて一括りにされてますが、数学とはまったく違う英語です、意外な展開となっていくのです。それでは「えー、そうだったの!」のエピソード1003スタートです。

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俺の未来も救いも充実もすべて死後の世界、天国にだけある。今、この世での生活をより良くしようだなんて想いは無意味だ。人生は諦めるべきです。

~グラスに語るオグジーの絶望・地動説を知る前~

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さのヨイヨイ、と英語学習してるサトル君です。

何だ?何だ?何を見たってんだ?

この文を見たのですか。

occur   起こる

というテイストです。

こりゃ変だろう、と感じているようなサトル君です。

なるほど、そういえばそうです。

There スタートで 名詞の situation が単数の a situation なら

こうなります。

is   動詞(王)太陽

occur  関係代名詞 which で動詞停止(王権停止)惑星

という文構造です。

There スタートで名詞の situation が複数の situations なら

こうなります。

are  動詞(王)太陽

occur  関係代名詞 which で動詞停止(王権停止)惑星

という文構造です。There ではなく、後ろの名詞 situation が単数 a situation か、複数 situations か、で動詞(王)太陽 が変わります。これは

There は名詞ではなく副詞

ということが、英語ネイティブの方々の英語本能で機能しているからです。無意識ですが。

これが It スタートとなると

こうなります。

is  動詞(王)太陽

occur  関係代名詞 which で動詞停止(王権停止)惑星

という文構造です。

There スタート文との違いは

It スタートでは名詞が複数でも

動詞(王)太陽 は are は英語ネイティブの心に浮かびません。これは英語ネイティブの英語本能では

It は名詞

として機能しているからです。これも無意識ですが。

また It スタートではなく They スタートのケースもあり、むしろこのほうが回数が多いでしょうが

They are situations in which accidents occur.

なにがなんでも必ず They が英語ネイティブの心に浮かぶわけでもありません。数学の式のような

複数=複数

これと同じような

複数 be 複数

が必ず英語ネイティブの心に浮かぶわけでもありません。

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Her only hope for the future is her children.

彼女の将来の唯一の希望は子供たちだ)

Our principal crop is potatoes [ the potato ].

(我々のおもな作物はジャガイモだ)

The stars were our only guide.

(星が我々の唯一の案内者だった)

*主語と補語の数は必ずしも一致しなくてもよいが、主語と動詞の数は原則として一致する

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修飾部分を除くと

Hope is children.

Crop is potatoes.

Stars were guide.

となります。うーん、数学とは違う。

お、the がつきました。まあ後ろに in which ~ の追加情報がついてるので、the が英語ネイティブの心に浮かぶことが多いでしょう。

それでは今回はこれにて。

英語の検索はワーグナーミトミで。

(注1)「チ。ー地球の運動についてー」第2集 魚豊 小学館 2021年 P22

(注2)「ロイヤル英文法」改訂版 綿貫陽 宮川幸久 須貝猛敏 高松尚弘 マーク・ピーターセン 旺文社 P726

 

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