みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回はTOEFL の授業中に遭遇した、「ん?んんん?」というケースと、エピソードテーマにお届けします。この「ん?んんん?」というケースにでくわした際に、「なんとなく意味はわかるから」として文構造を見抜くことなき英語学習をしていると、英語学習引退の日は近いです。もう英語力が伸びない英語学習をしているからです。そしてこの英語力が伸びない英語学習になる原因が、英文の構造をとらえていない、従来の、そして現行の天動説英文法にあります。日本語ネイティブ英語学習者の英語力(特にスピーキング)をアジアでビリにしている天動説英文法ではない、ワーグナーミトミ地動説英文法、そのエピソード1042スタートです。
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実は少し前に噂で聞いたんだ。君のお父さんがある資料を持っていると。それは宇宙の形を根本から変えてしまう画期的な説に関する物だ。
~幼少期のアルベルト・ブルゼフスキに父が持つ地動説の資料について語る師ラファウ~
ーーーーーーーーーー(注1)
よっさ、こらさ、なんて気合いは必要なし。当然のこととして英語学習してるサトル君です。
当然のこととして、見てる文がこれですか。(注2)
residents 住民
drowning 溺死する
というテイストです。
おお、高笑いのサトル君です。余裕ですな。
文構造を見抜きまくってるようです。
得意満面のサトル君、こうした時間も必要です。
で、water と they の間に?
そうでしたかー。
なんだなんだ?久々の「うっ」です。エピソード500あたりでは、ようやっていた記憶がありますが。
動詞停止技(王権停止技)変更ですな。
water と they の間に透明バージョンで存在しているのは
関係代名詞の that
ではなく
so ~ that 構文 テイストは「とても~なのでーでやんす」
の接続詞 that でした。
that の後ろが
they are practically drowning in it
となっています。こりゃこれだけで、英語ネイティブには
ちゃんとした文
です。いわゆる完全文。この完全文かどうか?は日本語訳なんぞして判断しませんよ。
they are practically drowning in it.
は
he is running in the park
と同じ文構造です。副詞の practically なんざ文構造に関係ないんで。両方とも必要なメンバーだけにすれば
they are drowning.
he is running.
です。こりゃ現在進行形のちゃんとした文です。こうしたちゃんとした文なら、that は関係代名詞ではないです。(注3)
関係代名詞なら、that の後ろが
are practically drowning in it
とか
they are practically in
となります。これは不完全文。関係代名詞では they や it が、that に変身するから不完全文になります。
このように that の後ろが
they are practically drowning in it
とはなりません。この文の場合は
that の前に water があるので、関係代名詞だ、とサトル君は当初思ったのですな。much と water はくっついて離れないので、通常見慣れた
so big that
などではなく
so much water that
と並んだのでした。
have 動詞(王)太陽
are 接続詞 that で動詞停止(王権停止)惑星
drowning ing で動詞停止(王権停止)惑星
という文構造です。太陽はひとつです。OKです。
これがサトル君の見た文です。接続詞 that が透明バージョンになってます。透明バージョンでも、変わらず動詞停止力(王権停止力)は発動しています。天動説英文法ではこれを
省略
として、そこに
空気しかない
状態にしてしまったので、英語学習者は甚大な被害を受けています。すべての元兇は、天動説英文法では動詞停止力(王権停止力)の存在に気がついていないからです。
have 動詞(王)太陽
are 接続詞 that 透明バージョン で動詞停止(王権停止)惑星
drowning ing で動詞停止(王権停止)惑星
という文構造です。太陽はひとつです。OKです。
それでは今回はこれにて。
英語の検索はワーグナーミトミで。
(注1)「チ。ー地球の運動についてー」第8集 魚豊 小学館 2022年 P182
(注2)「TOEFL テストリーディング問題270」田中真紀子 旺文社 2019年重版発行 P48
(注3)in which などの、前置詞+関係代名詞のケースでは、後ろの文は完全文になります。ワーグナーミトミワールドでは1回のエピソードで複数の項目を扱うことはしないので、今回はこれだけで。