ミトミの THAT を「あの」だと思い中学を卒業していく惨状を止めるんだ、その後英語が解ることなし

 

みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は米国の大学に在籍している大学生との授業中に遭遇したケースを、エピソードテーマにお届けします。英語学習において何よりも優先して習得すべきことがあります。ところがこの何よりも重要な学習事項の指導に失敗しているのが、現状の英語教育です。しかも、小学校での正式教科改訂後にその惨状の度合いが増加しています。中学1年生の夏休み前に、はやくもbe 動詞と一般動詞のごたまぜ、3単現、不定詞、動名詞、接続詞のオンパレード、それをー天動説英文法でーぶち込んでいきます。そんな暗黒の世に一縷の光明、ワーグナーミトミ地動説英文法、そのエピソード1039スタートです。

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この世を変えるのに必要なのは知です。心からお願いします。

~クラボフスキ司祭に地動説の命運を託すバデーニ~

ーーーーーーーーーー(注1)

今日も前向き、英語学習に突き進むサトル君です。

これが見てる文ですか。(注2)

pictorial 絵で表した

representation  表現

というテイストです。

そしてサトル君には気になるところがある。

ふんふん

この文の構造がわからないと?

まあ、そうならざるを得ません。

どういったプロセスでこの文が英語ネイティブから瞬時に、

無意識に

発信されるのか?これを最初は

意識的に

知らなければ、日本語ネイティブ英語学習者の英語学習は始まりません。なにしろ日本語ネイティブ英語学習者には

英語とあまりに違い過ぎる日本語本能

しかないのですから。英語本能が脳内に存在していない以上、意識して習得するしかないです。英語ネイティブの持つ、

無意識に英文が心に浮かぶ英語本能

出生時の状況

により獲得しそこないました。これはもう運命、しかたない。日本語ネイティブ英語学習者が、今から変えられることではありません。これからやれることをやりましょう。

おお、今回はこれが基本スタート文ですか。いきなりですな。コンセプトが英語ネイティブの心に浮かんだ瞬間の状態です。もちろん、0,00001秒もない短さでしょう。光速よりも速いです。

is  動詞(王)太陽

be  動詞(王)太陽

expressed  過去分詞で動詞停止(王権停止)惑星

という文構造です。いちいちふたつの文が、別々に英語ネイティブの心に浮かぶ、なんてことは実際にはなく、

ポーンとコンセプトがひとつの文で

英語ネイティブの心に浮かびます。

この時点では、太陽がふたつの燃焼世界です。気温250度の生存不可能状態です。何しろ is と words の間には

空気

しかありません。

空気

から動詞停止力(王権停止力)は発動されません。

空気 と 透明

は違います。この

空気 と 透明

の違いが、従来の、そして現行の天動説英文法では

省略

という英語学習を困難極まりないものにしている、まずい概念のため、わからなくなっています。

灼熱地獄状態を救うべく、接続詞 that が飛来してきます。

接続詞 that 到着です。

is  動詞(王)太陽

be  接続詞 that で動詞停止(王権停止)惑星

expressed 過去分詞で動詞停止(王権停止)惑星

という文構造になりました。気温25度、生存可能状態になりました。え、助動詞の can? 助動詞なんざ動詞(王)太陽 ではないテイストザコです。熱を放熱しないので、放置。

天動説英文法では

助動詞を重視しすぎる

ので、この点でも文構造を解明しにくくなってしまっています。

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助動詞は「動詞を助けるもの」と二番手扱いされますが、実際は動詞よりも前に位置して、否定文・疑問文では助動詞中心に文が構成されるほどメジャーな存在なんです。

ーーーーーーーーーー(注3)

文構造習得に集中するワーグナーミトミ地動説英文法では、テイストザコの助動詞を重視しません。

文構造を習得、自在に操ることがまず必要

です。微妙なテイストの違いはその次の話です。学習の順序を、現行の天動説英文法は間違えています。まあ

天動説英文法では動詞停止力(王権停止力)の存在に気が付いていない

ので、仕方ないことではありますが。

おおっと、てなこと言ってるうちに英語ネイティブの心に追加情報が浮かんでしまいました。words に関する追加情報です。これがひとつの文でドーンと来るんですな。この追加情報内の動詞(王)太陽 の

is  動詞(王)太陽

have  動詞(王)太陽

be  接続詞 that で動詞停止(王権停止)惑星

expressed  過去分詞で動詞停止(王権停止)惑星

という文構造になってしまいました。再び

The burning world ー 燃える世界 (注4)

です。生存不能です。

お、追加情報内に words がいちばん前にいたので、すぐに関係代名詞 that に変身できました。

is  動詞(王)太陽

have  関係代名詞 that で動詞停止(王権停止)惑星

be  接続詞 that で動詞停止(王権停止)惑星

expressed  過去分詞で動詞停止(王権停止)惑星

という文構造になりました。太陽はひとつです。生存可能です。

それでは今回はこれにて。

英語の検索はワーグナーミトミで。

(注1)「チ。ー地球の運動についてー」第5集 魚豊 小学館 2021年 P169

(注2)「TOEFL テストリーディング問題270」田中真紀子 旺文社 2014年初版発行 P42

(注3)「真・英文法大全」関正生 株式会社KADOKAWA 2022年 P197

(注4)「燃える世界」J・G・バラード 中村保男 訳 東京創元社 1970年

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