みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回はとにもかくにも英語学習者に頻発、乱発しまくる事故を、エピソードテーマにお届けします。そしてこの頻発、乱発しまくる事故が、その後の英語習得を著しく困難なものにしてしまっています。
この悲劇の連鎖をくい止める手立てはあるか?ある!それがワーグナーミトミの地動説英文法、そのエピソード1379スタートです。
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生まれてスイマセン!!
生まれてスイマセン!!
生まれてスイマセン!!
~上級市民に謝罪するオグジーの絶望ー地動説遭遇前夜~
ーーーーーーーーーー(注1)

いよっと、今日も英語学習、自らの道を行くサトル君です。

これが見てる文ですか。

おや、これが日本文ですか。この日本文の英訳が

この文ですか。

なんか妙な点がありますか?


この組み合わせに。

あるようです。ふんふん、不定詞を習う前に?

そうそう、これが我が国の英語教育の伝統です。昔から現在までずーっとやってます。同じ授業で
must と have to を同時に
教えます。教科書、参考書、問題集で同じぺ―ジに載ってます。ことが深刻なのは
have to を不定詞を習う前に習ってしまう
ことです。そのため
have to を助動詞
と信じて疑わない英語学習者ばかりになってしまっている点です。
それでは、これまでにない不定詞の英語ネイティブの方々の心における形成過程を検証してみましょう。もちろん、英語ネイティブの方々にとっては、すべて無意識の英語本能により行われているので、この行程を意識していませんが。
I have to watch a TV program tonight.のケース

I have が英語ネイティブの方の心に浮かびました。
この時点で不定詞 to を呼び込みます。この直後に英語ネイティブの方の心に浮かぶ動詞を、不定詞冷却処理するためです。もし不定詞冷却処理をしないと

動詞(王)太陽 がふたつ、太陽系に太陽がふたつ
の、生存不能状態になります。生存不能状態の英文を発信するのは、英語ネイティブの方々の心に生まれつき存在する英語本能が拒否します。

不定詞 to が到着してから、 watch が英語ネイティブの方の心に浮かびます。
have 動詞(王)太陽
watch 不定詞 to で動詞停止(王権停止)惑星
という文構造です。太陽系に太陽がひとつです。

生存可能です。
I have a TV program to watch tonight. のケース

I have a TV program まで進行してから、追加テイストが加わりました。
その追加テイストに動詞が存在します。動詞(王)太陽 がふたつ存在するのを防ぐため、不定詞 to を呼び込みます。

不定詞 to が到着してから watch が英語ネイティブの方の心に浮かびました。
have 動詞(王)太陽
watch 不定詞 to で動詞停止(王権停止)惑星
という文構造です。太陽系に太陽がひとつです。

生存可能です。


どちらも不定詞です。テイストが少々異なるだけです。

こちらが助動詞で

こちらが不定詞
なんてことはなく


両方ともに不定詞です。
疑問文
Do I have to watch a TV program tonight?
Do I have a TV program to watch tonight?
否定文
I don’t have to watch a TV program tonight.
I don’t have a TV program to watch tonight.
同じ言語操作です。同じ不定詞です。

それでは今回はこれにて。
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(注1)「チ。-地球の運動についてー」第2集 魚豊 小学館 2021年 P26
