みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は合格するには激戦を勝ち抜かねばならない、峻烈なる戦闘に立ち向かう受験生との授業中に遭遇したケースを、エピソードテーマにお届けします。今回のケースも
英文➡日本語訳
なんぞの旧態依然のままの英語学習をしていては、まったく習得できません。日本語と英語は
イスとクジラ
ほど違います。違いすぎて共通点が皆無です。フランス語やドイツ語なら
シャチとクジラ
なのでしょうけど。ドイツ人の方と話した際に
ハワイに住んだらすぐ英語できるようになった、ワッハッハ
と申しておりました。実際に、文法間違いほとんどなしでした。まあ外見も違いなし?でしたが。
英語習得に世界一不利な言語、日本語(言語間距離が世界一遠い)
この日本語が本能言語の日本語ネイティブ英語学習者が、英語習得を実現する道を提示する、ワーグナーミトミのサン英文法SG-(前名は地動説英文法)エピソード1212スタートです。
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(緊急速報)
去年夏からワーグナーミトミが指導している中3女子、英検1級1次試験合格!彼女はとにかくサン英文法=SG-(前名は地動説英文法)の、ミトミが授業中にアドリブで作成する、この世にふたつとないオリジナル練習問題が大好きです。この絶大なる効果で、天空の神殿、英検1級1次に中学3年にして合格!これは快挙。
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さてさて、今日も英語学習してますよ、サトル君。
これが見てる文ですか。
気になるところあり、のサトル君です。
どこが?
ええ、そうなんすか?
そうか、これは間違いがあれば直せ、という問題だったのですな。どこが根性悪なのか?検証しましょう。
これが基本スタート文です。
Is 動詞(王)太陽
という文構造です。太陽系に太陽がひとつです。生存可能です。
お、英語ネイティブの心に追加情報が浮かんでしまいました。
lived 動詞(王)太陽
という文構造です。太陽系に太陽がひとつです。生存可能です。
追加情報文の中に the house がいます。こりゃ基本文の the house の追加情報文ですな。
基本文に追加情報文が突入してきました。追加情報を加える the house の後ろに突入です。
Is 動詞(王)太陽
lived 動詞(王)太陽
という文構造になりました。太陽系に太陽がふたつです。生存不能です。このままでは生命体焼失の
The Burning World(注1)
です。なんとかせねば。
生存不能状態から脱出すべく、追加情報内の the house が前に移動、本体(基本文)の the house の後ろに来ました。
おおお、この瞬間
in in
と in が2連ちゃんになりました。でもこれでいいのです。英語ネイティブは前置詞を、なんとなく消滅させません
移動した the house が、関係代名詞 which に変身、動詞停止力(王権停止力)を発動しました。
Is 動詞(王)太陽
lived 関係代名詞 which で動詞停止(王権停止)惑星
という文構造です。太陽系に太陽がひとつです。生存可能です。
この問題文は、in をなんとなく消滅させていた文でした。英語ネイティブの心に浮かばないことです。
これが英語ネイティブの心に浮かびます。こうしたことが、日本語訳する英語学習では習得できません。
それでは今回はこれにて。
英語の検索はワーグナーミトミで。
(注1)「The Burning World-燃える世界」J・G ・バラード SF創元文庫 1970年