みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は高校生との英検準一級の英作文の授業中に出くわしたケースを、エピソードテーマにお届けします。今回のケースは、英語学習においてとても重要な基本姿勢を再確認する事例となっています。それにしても、いつのころから「英数」などと続けて表現するようになったのか?こりゃ「重量挙げ卓球」と続けているのと同じです。まったく違うものです。では数学とはまったく違う英語を習得するための、エピソード789スタートです。
今日も英語学習にエンジン全開、のサトル君です。
これが見てる文ですか。
え、この文に気になるところがあるのですか?
ate 動詞(王)
あとは動詞なしです。動詞停止技(王権停止技)は存在しません。名詞、前置詞ごときのザコだけです。fish は単数複数同形なのでOKです。
それでも気になる?
このシンプル極まる文のどこが?
そこでしたか!
こりゃ紛らわしいですな。these days なら in なしで英語ネイティブの心に浮かぶんですか。
これで英語ネイティブの心に浮かびます。
こちらは英語ネイティブの心に浮かびません。なぜ?と英語ネイティブに聞いても
んなこと知らん、とにかく浮かばん
となるだけです。第一言語は当人には無意識です。
これが英語ネイティブの心に浮かびます。英語ネイティブの心に浮かぶバージョンが、英語の正解です。日本語ネイティブは
あ、そーすか
のノリでそれを受け入れ、吸収して、自らの英語力を上昇させるのみです。
理系の受験生のみなさん、自習室で
まずは数学だ
と数学を先に2~3時間勉強してしまうと、英語のこの点を受け入れられず、英語力が上昇しなくなります。理系難関校の試験会場では、他の受験生も数学では高得点を取ります。理系難関校受験生は数学はできて当たり前、大差なんてつきません。大差がつくのは英語、勝敗は英語で決まります。この点をお忘れなく。
それでは今回はこれにて。
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