みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は主に中学時点で多くの英語学習者がはまり込んでしまう意外な迷宮を、エピソードテーマにお届けします。かなり英語ができる生徒でも、意外なほど今回のケースで「あり?」となります。本日の授業中でも生徒が「あり?」となりました。この
中学時点での「あり?」で、生涯英語がわからない人生を歩むケースが大半
です。これはほっとけないぞ、ということで始まります、ワーグナーミトミのサン英文法-SG-(前名は地動説英文法)エピソード1203スタートです。
よよいのよい、本日も英語学習してるサトル君です。
これが見てる文ですか。これは
あ、この縦にバラバラに並んでいる単語を並べたのですな。
で、こう並べたと。
で、気になるところあり、のサトル君です。
どこが?
やらかしている箇所があるんですな。
そういえば
boy Sayuri’s friend
が変です。
boy に冠詞の複数形のsも、なんもついてない
boy と Sayuri’s friend の名詞2連発
をやっています。ところがこれ、やりがちです。
This is a pen. の呪縛
です。
状況を検証します。
is 動詞(王)
という文構造です。太陽系に太陽がひとつです。生存可能です。
まずは the のケースです。
the の後に名詞
です。the にはこのパターンしか、英語ネイティブの方々の心に浮かびません。
ところが
this には2パターン
あります。
is 動詞(王)
という文構造です。太陽系に太陽がひとつです。生存可能です。
これは、this の後にすぐ 動詞が英語ネイティブの方々の心に浮かぶケースです。こちらを日本語ネイティブ英語学習者は先に学びます。(注1)
ところが
is 動詞(王)
という文構造です。太陽系に太陽がひとつです。生存可能です。
this にはこのパターンも、英語ネイティブの方々の心に浮かびます。(注2)this の後に名詞が浮かぶケースです。こちらのケースのほうが、日本語ネイティブ英語学習にとって印象が薄いのです。そのためすぐ
This is ~
が日本語ネイティブ英語学習の心に浮かんでしまいます。
This is a pen. の呪縛
です。
それをしてしまったのが、このケースです。
この整序問題の答えは
この並びでした。
それでは今回はこれにて。
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(注1)現行英文法ではこのケースを指示代名詞と命名しています。
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(注2)現行英文法ではこのケースを指示形容詞と命名しています。
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今回のエピソード執筆中に、ワーグナーミトミに新発見が降臨しました。別のエピソードで公開します。