ミトミの 君は気がつくか、この文の恐ろしい状況を?気がつく力こそが英語力だ

みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は国立大学入試合格を目指す女子高生との授業中に出くわしたケースを、エピソードテーマにお届けします。大事なことを言います。英文を見てすぐ日本語訳するような日本古来の悪しき英語学習法を続けていては、英語習得はできません。そんなイスとクジラを行ったり来たりするような、ワケわかんなくなるようなことしてないで、とにかく英文構造を見抜くことです。後は単語を知ってりゃ、日本語訳なんぞ必要ありません。

日本語訳学習法では英語習得はできない

その現実がわかる実例、エピソード820スタートです。

お、本日も英語学習に励むサトル君です。

これが見てる文ですか。

この文に異変を感じているようです。

この文のどこに異変を感じているのでしょう?

どこだ、サトル君?

そこでしたか!

are    動詞(王)

research    ing で動詞停止(王権停止)

warm         ing で動詞停止(王権停止)

caused       過去分詞で動詞停止(王権停止)

あれ?that から発動している動詞停止力(王権停止力)の行先がないぞ!theory なんて名詞なんぞ放置しておいてかまわないし。

このままでは、動詞(王)の are が危ない!

ぐわー!

やられてしまいました。

全動詞停止(全王権停止)

この文は死滅しています。この文から動詞(王)がいなくなりました。

動詞(王)がふたつ以上ある

動詞(王)がひとつもない

どちらもダメです。

ひとつの文に動詞(王)はひとつ

これが英語という言語の鉄則です。

すぐ日本語訳なんぞしていたら、こんな重大なことに気がつきません。こんな重大なことを知らないでいたら、英語発信力は伸びていきません。ずーっと短い文をヒーヒー出すだけの、生涯初心者のままです。そして英語ネイティブから、遠慮なしの長ーい文をガンガンくらい対処できません。この惨状で生涯を終了します。

お、is が出現しました。これなら

are    動詞(王)

research     ing で動詞停止(王権停止)

warm           ing で動詞停止(王権停止)

is       接続詞(同格)の that で動詞停止(王権停止)

caused    過去分詞で動詞停止(王権停止)

という文構造です。動詞(王)は are ひとつだけです。OKです。

英語学習とは日本語訳することではありません。英文構造を見抜くことです。これが英語ネイティブのように、一つの文の単語数30語~40語の長い文が

つまらん例文暗記することなんぞに頼らず

自然に心に浮かぶようになる、英語発信力につながります。長ーい文が自然に心に浮かぶようになると、英語ネイティブが遠慮なしの長ーい文をガンガンかましてきても対処できます。自分もできることですから。

それでは今回はこれにて。

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