みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は大学受験対策授業の最中に遭遇した事例を、エピソードテーマにお届けします。これまた日本語ネイティブ英語学習者が、はまりにはまりまくるケースです。このはまりにはまりまくるケースにはまっているままでは、英語習得は不可能です。ところがこのはまりにはまりまくるケースにはまったまま、生涯を終える日本語ネイティブ英語学習者が大多数なのが現状です。ワーグナーミトミ地動説英文法でこんな現状から脱出だ、エピソード963スタートです。
ーーーーーーー
ククク—これは凄いぞ。やはり神は間違えてなかったんだ。それどころか人類に理解可能に宇宙を創った。
~石箱の地動説の記録を見たバデーニ~
ーーーーーー(注1)
ほいやーほいやっ、と英語学習してるサトル君です。
これが見てる文ですか。
気になるところありあり、のサトル君です。
そこでしたか。
この文を、天動説英文法に今も残る伝統、英語習得の天敵、日本語訳なんぞしていたら、英語習得は遠ざかるばかりです。英語学習とは
どのようにその英文が、ー日本語が存在しないー英語しか存在しない英語ネイティブの心に、
無意識
に形成されているのか
を知ることです。ではその形成過程を検証します。
これが基本スタート文です。
visited 動詞(王)太陽
wasn’t 接続詞 but で動詞停止(王権停止)惑星
had 接続詞 as で動詞停止(王権停止)惑星
expected 過去分詞で動詞停止(王権停止)惑星
という文構造です。動詞(王)太陽 は visited ひとつだけです。OKです。
おわっと、ワンパターン嫌いの英語ネイティブの方々、接続詞 but を拒否です。そのため 動詞(王)太陽 がふたつになってしまったー。
visited 動詞 (王)太陽
wasn’t 動詞(王)太陽
had 接続詞 as で動詞停止(王権停止)惑星
expected 過去分詞で動詞停止(王権停止)惑星
という文構造です。太陽系に 動詞(王)太陽 がふたつ、気温190度に急上昇!人類絶滅の危機だー。
この太陽系崩壊の危機を救うべく、in Kagoshima が前に移動しました。これにて変身準備完了。
Kagoshima が which に変身して動詞停止力(王権停止力)発動です。
visited 動詞(王)太陽
wasn’t 関係代名詞 which で動詞停止(王権停止)惑星
had 接続詞 as で動詞停止(王権停止)惑星
had 過去分詞で動詞停止(王権停止)惑星
という文構造になりました。ふたたび動詞(王)太陽 は visited ひとつだけです。これにてOKです。
これまたワンパターン嫌いの英語ネイティブの方々、in which を where 1語にしました。Kagoshima が場所系なので、 where です。where になっても動詞停止力(王権停止力)は発動されています。
visited 動詞(王)太陽
wasn’t 関係副詞 where で動詞停止(王権停止)惑星
had 接続詞 as で動詞停止(王権停止)惑星
expected 過去分詞で動詞停止(王権停止)惑星
という文構造です。こちらも 動詞(王)太陽 は visited ひとつだけです。OKです。
英語学習とは日本語訳なんぞではありません。英文形成過程を学ぶことです。
この文は it が存在していません。この文は、英語ネイティブの心に浮かびません。この文を日本語訳して
意味わかるからいいや
で英語学習するのは自由ですが、英語力上昇しない結果を受け入れていただきます。
こちらが英語ネイティブの心に
無意識
に浮かぶ英文です。
それでは今回はこれにて。
英語の検索はワーグナーミトミで。
(注1)「チ。ー地球の運動についてー」 第2集 魚豊 小学館 2021年 P142