みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は関正生氏がその著書「大学入試 世界一わかりやすい 英文読解の特別講座」の中で展開している、名詞節に関する記述に関しての、ワーグナーミトミの見解を公開します。ひとつの事象への論理による学術的追求を深めていくことで、学問研究は前進していきます。真理を追究していく学問研究に邁進する、ワーグナーミトミ地動説英文法エピソード1120スタートです。
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—– ほ、本当に大丈夫なんでしょうか?言っちゃいましたけど、あの箱のこと —
ああ、大丈夫だ。あの顔を見ればわかる。
女性だから?
いや、研究者だからだ。
~バデーニがオグジーに語るヨレンタに見る研究者の本懐~
―ーーーーーーー(注1)
そやっ、今日も英語学習、ひたすら前進するサトル君です。
前進途中で何か見ましたな。
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さて、ここで前回の復習です。従属接続詞は何節を作りますか?そう、「副詞節」ですね。従属副詞節は基本的に副詞節を作るわけですが、whether / if / that の3つだけは名詞節も作ります。
➤「名詞節も」の「も」が大事なんです。従来の参考書には「従属接続詞は名詞節を作る」なんて冷静に書かれていますが、とにかく「従属接続詞は副詞節を作る。だけど、whther / if / that だけは名詞節も作れる」と覚えるのがコツです。
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この説明を見たのですな。
たしかあったぞー。
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〚間接疑問〛(!名詞節を導き、when 以下は平叙文または to do を伴う)➨Do you know when they started? 彼らがいつ出発したか知っているか / Ask Mother when supper’s going to be ready? 夕食がいつごろできるかお母さんに聞いてごらん。
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あります、あります、やっぱり。
ではワーグナーミトミ地動説英文法による、when 名詞節の形成過程を見てみましょう。
この辞書の文を使わせていただきます。(注3)
これがスタート文です。
start 動詞(王)太陽
という文構造です。あとはザコです。天動説英文法では did を助動詞としていますが、これが混乱のもとです。日本語ネイティブ英語学習者が最初に知る助動詞can と違いすぎます。こんなもんは疑問文のために started から派遣された
ギモンハケン
にすぎません。
おおっと、Do you know が英語ネイティブの心に浮かんでしまいました。日本語なら
おまえ知ってるか
というテイストが加わっただけで、別にどおってことないです。日本語は動詞がふたつ以上あってもかまわない言語なので。ところが、英語では大騒動となります。
know 動詞(王)太陽
start 動詞(王)太陽
という文構造になってしまったー。太陽系に太陽がふたつある。これでは原始地球の温度だ、燃え盛るマグマのかたまり、生存不能。
生存不能状態から脱却すべく動きます。お、ギモンハケンが本来の start に戻ったぞ。
そのひと手間
ギモンハケン戻し
をした瞬間、疑問詞だった when が接続詞に変貌、動詞停止力(王権停止力)を発動だー。
know 動詞(王)太陽
started 接続詞 when で動詞停止(王権停止)惑星
という文構造になりました。太陽系に太陽がひとつです。生存可能になりました。
when から後ろは
ひとつの名詞と同じ名詞節
です。名詞節を作るのは
whether, if. that だけ
ではありません。
それでは今回はこれにて。
英語の検索はワーグナーミトミで。
(注1)「チ。ー地球の運動についてー」第3集 魚豊 小学館 2021年 P79-80
(注2)「大学入試 世界一わかりやすい 英文読解の特別講座」関正生 株式会社KADOKAWA 2020年 P81
(注3)「ウィズダム英和辞典」井上永幸 赤野一郎 三省堂 2003年第1刷発行 P2275