ミトミの ん?動詞の後に関係代名詞があるぞ、いや、そんなことはありえないだろ!

 

みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は大学生とのTOEFL対策の授業中に遭遇したケースを、エピソードテーマにお届けします。ワーグナーミトミはTOEFL対策授業は英語力上昇に非常に効果的と考えます。これはTOEIC対策だけしているケースと比べると、英語力の上昇率が大きく違うからです。スピーキング、ライティングが必須ではない(注1)TOEICでは、発信力がつきません。これがまずい。ワーグナーミトミは大企業の重役を指導したことがありますが、この重役は面接でTOEIC高得点保持者に「英語しゃべってみろ」と言います。TOEIC高得点保持者は、あたふた、しどろもどろ~状態になるそうです。

TOEIC高得点保持者はしゃべれない

これはスピーキング力が測定されていないので当然の結果ではあります。スピーキング力が測定されないので、スピーキングの練習そのものをしないのですから。その点スピーキング必須のTOEFL高得点保持者は違います。ガンガン発信できます。ワーグナーミトミはTOEFL対策でスピーキングもガンガン鍛えます。ここでも巨大な力を発揮するのは、ワーグナーミトミ地動説英文法の金字塔、動詞停止力(王権停止力)です。ではそんなTOEFL対策授業で遭遇したケース、エピソード976スタートです。

ーーーーーー

もし—-過去の積み重ねの先に答えがないなら、真理にとって我々は無駄だったかもしれん。しかしたとえ—-誤ちでも何かを書き留めたことは、歴史にとって無意味ではない。ーと願ってる。

~バデー二に資料室の鍵を渡す天動説の大家ピャスト伯の言葉~

ーーーーーーー(注2)

ほいよー、本日も英語学習に邁進するサトル君です。

邁進中に何か見ましたな。

この文ですか。(注3)

occurs  起こる

rift   裂け目

iceberg   氷山

というテイストです。

この文のどこが気になるのでしょう?

そこですか。

たしかに which の前が begins です。動詞です。でも which の直後に separates があります。which は主格の関係代名詞です。

名詞の後ろに追加情報で入る関係代名詞が、動詞の後ろにある

これは一体?

どういうことだ?

 

おお、サトル君、閃きました!

これが本来の並びです。名詞 rift の後ろに関係代名詞 which による追加情報が入り、その追加情報が終了したところに動詞の begins 登場です。

occurs  接続詞 when で動詞停止(王権停止)惑星

separates  関係代名詞 which で動詞停止(王権停止)惑星

begins   動詞 (王)太陽

という文構造です。

これだと追加情報がずーっと続いた後に、動詞(王)太陽 がポツーンとひとつあるので、追加情報を動詞(王)太陽 の後ろにもっていったのでした。

occurs  接続詞 when  で動詞停止(王権停止)惑星

begins  動詞(王)太陽

separates   関係代名詞 which で動詞停止(王権停止)惑星

という文構造です。これがサトル君の見た文でした。

それでは今回はこれにて。

英語の検索はワーグナーミトミで。

(注1)TOEIC では選択すれば別枠でスピーキング、ライティングテストを受けられますが、この選択制では多くの人は選択しません。

(注2)「チ。ー地球の運動についてー」第3集 魚豊 小学館 2021年 P170

(注3)「受験英語からのTOEFL TEST  IBTリーディング」Z会編集部 2014年 P156

 

© 2017 Mitomi's world, All rights reserved.