みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は「もうそのうちじゃない、合格だー」と努力を加速させている、英語学習者には夢の黄金郷、英検1級合格に突撃中のチャレンジャーとの授業中に遭遇したケースをエピソードテーマにお届けします。最終関門である1級のライティングです、コミュニケーションできてりゃいいだろ、なんてノリは通用しません。フィギュアスケートの試合で「すべれてりゃいいだろ、メダルくれ」なんて通用しないのと同じです。人が感動する難度の高い、その技術に、そしてその技術を習得することに費やした努力に、人は心を打たれます。ただし大事なことは
正しい技術を確実に学ぶ
ことです。その正しい技術を、正しく、さらに正しいがゆえに容易に習得できるのが、英文構造の真の姿を解明した英文法の地動説、ワーグナーミトミ地動説英文法です。ではワーグナーミトミ地動説英文法エピソード1097スタートです。
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そりゃ大混乱でしょう。その考えはC教公認の物に反している。流布したら権威も諸前提も壊れます。世界は今のままでいられなくなる。
今のままでいたいですか?
~ヨレンタに地動説を語り始めるバデーニ~
―ーーーーーーーー(注1)
天動説英文法のままで英語学習を続けたいですか?
さーてさてさて、本日も英語学習してますな、サトル君。
これが見てる文ですか。
human rights 人権
guaranteed 保証する
constitution 憲法
apt ~しがちである
というテイストです。
何だ?どこが気になるんだ?
この文のどこが?
そこかー。
この which が戻る場所がない、ですか。この文は長めなので、同じ文構造の短い文で検証してみましょう。
お、短くなりました。この文中の which は返信する前は the desk でした。となると
which Masao is happy
the desk Masao is happy
Masao is happy the desk
だめだー。happy the desk なんて並びは英語ネイティブの心に浮かびません。
ではどうすれば人生の命運を決める勝負で、大量減点ではなく、大量得点できんのか?を見てみましょう。
お、前置詞 on があるぞ。これなら
on which Masao is happy
on the desk Masao is happy
Masao is happy on the desk
となります。前置詞があれば、戻る場所ありです。机の上で幸せ、なんですな。ワーグナーミトミワールドで研鑽しているのは、文構造の研究のみです。テイストは考慮しません、持ち込みません。文構造に完全集中します。テイストを対象にした英語サイトは山ほどあるので、そちらをご覧ください。
is 関係代名詞 which で動詞停止(王権停止)惑星
is 動詞(王)太陽
という文構造です。太陽系に太陽はひとつです。生存可能です。
ではサトル君の見た文に戻りましょう。
この状態では、which に変身する前の姿、human rights が戻る場所がありません。そこで
こちらは目的格ではなく、主格にしました。
which must be guaranteed
human rights must be guaranteed
と which をそのまま human rights に戻せます。まあ戻すと太陽系に太陽ふたつになり、生存不能になってしまいますが。
be 関係代名詞 which で動詞停止(王権停止)惑星
guaranteed 過去分詞で動詞停止(王権停止)惑星
are 動詞(王)太陽
be 不定詞 to で動詞停止(王権停止)惑星
ignored 過去分詞で動詞停止(王権停止)惑星
という文構造です。太陽系に太陽はひとつです。生存可能です。
こちらは目的格の正解文です。
which the government must guarantee
which を返信前の姿に戻して
human rights the government must guarantee
human rights を元いた場所にもどして
the government must guarantee human rights
と戻れます。太陽ふたつで生存不能状態ですが。
guarantee 関係代名詞 which で動詞停止(王権停止)惑星
are 動詞(王)太陽
be 不定詞 to で動詞停止(王権停止)惑星
ignored 過去分詞で動詞停止(王権停止)惑星
という文構造です。太陽系に太陽はひとつです。生存可能です。
それでは今回はこれにて。
英語の検索はワーグナーミトミで。
(注1)「チ。ー地球の運動についてー」第3集 魚豊 小学館 2021年 P73