みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は英検準1級対策授業の最中に遭遇したケースを、エピソードテーマにお届けします。合格すれば夢のようなお得な特典満載の、英検準1級です。ところがこれが英検2級とはまるで別世界の難しさ、英検2級合格のそのまま延長線上に存在するものではありません。自由自在に駆使する文法技能のレベルも、仕入れてすぐ稼働できるようにしておく単語の量もかなり英語ネイティブ並み、毎日英語に触れてるから、なんて程度の生活では10回試験会場にいっても合格はないでしょう。しかし、ワーグナーミトミーコペルニクスー英文法がある。この英語力を急上昇させる技の使用練習過程でのワンシーン、エピソード894スタートです。

今日も街角で英語学習、運命の偶然か?ワーグナーミトミ英文法を次世代に引き継ぐ人物になりつつあるとは自覚していないサトル君です。

これが見てる文ですか。

なにやらこの文に異変を感じているサトル君です。

このメンバーを、英語ネイティブの心に浮かぶ順番に並べるのですな。

おっ、まだメンバーがいました。I でスタート、future でピリオドですか。
このメンバーを並べた文が

サトル君の見た文でした。

さて、サトル君?

気がつきましたね。

この文では、which の前に名詞がありません。which は関係代名詞ではありません。では間接疑問文?
ではありません。間接疑問文では
which the
が英語ネイティブの心に浮かびません。

which 疑問文の基本バージョンです。which が the の代わりに存在してしまうので、the が英語ネイティブの心に浮かびません。
have 動詞(王)
do 不定詞 to で動詞停止(王権停止)
という文構造です。does が疑問文バージョンのため、前にハケンで出ているギモンハケンです。助動詞なんぞではありません。(注1)

お、Do you know が英語ネイティブの心に浮かんでしまいました。動詞(王)ふたつ問題が発生です。こりゃまずい。

疑問文のためハケンに出していたギモンハケンの does を、ハケン元の have に戻しました。一人のウワサテイスト持ちのギモンハケン does が戻ってきたので、has になりました。この瞬間
疑問詞の which が接続詞の動詞停止力(王権停止力)を獲得、動詞停止力(王権停止力)を発動して、has を動詞停止(王権停止)しました。
know 動詞(王)
have 接続詞(注2)which で動詞停止(王権停止)
do 不定詞 to で動詞停止(王権停止)
という文構造です。動詞は know ひとつだけです。OKです。そして which に the は続きません。ではこのしくじり並びの原因は?

これこれ、とにかくこれをやっちゃうんですな。この呪縛からの脱出ができるか否か?が英語力上昇か、英語力停滞、そして下降か、を決めます。

これが基本スタート文です。
think 動詞(王)
has 接続詞 that で動詞停止(王権停止)
been 過去分詞で動詞停止(王権停止)
thought 過去分詞で動詞停止(王権停止)
change 不定詞 to で動詞停止(王権停止)
という文構造です。動詞(王)は think ひとつだけです。OKです。

おおっと、そこに追加情報が英語ネイティブの心に浮かんでしまいました。追加情報の中に動詞(王)がいます。
think 動詞(王)
is 動詞(王)
required 過去分詞で動詞停止(王権停止)
complete 不定詞 to で動詞停止(王権停止)
has 接続詞 that で動詞停止(王権停止)
been 過去分詞で動詞停止(王権停止)
thought 過去分詞で動詞停止(王権停止)
change 不定詞 to で動詞停止(王権停止)
という文構造です。動詞(王)がふたつです。このままの状態を発信する英語ネイティブはいません。動詞(王)ふたつの存在を許さない英語本能が、無意識に機能します。

追加情報の中にある the task 2号が移動、基本文にある the task 1号と合体しました。関係代名詞への変身準備完了です。(注3)

後は変身するだけです。変身して動詞停止力(王権停止力)を発動、is は動詞(王)ではなくなりました。think 以外はすべて動詞停止処理済み(王権停止処理済み)になりました。OKです。この文に間接疑問文は存在していませんでした。

関係代名詞 which が透明バージョンになりました。こちらでも英語ネイティブ同士
the task the team
の異常な並びから
the task と the team の間に関係代名詞 which があるな
ということは考えるまでもなく、気にするまでもなく、英語ネイティブ同士でわかつてしまいます。こちらでもOKです。こら小僧、そこに透明バージョンでいるのを確認するため、つっ突くのはやめましょう。まあ透明バージョンで姿は見えなくても、聞こえなくても、そこに存在しているので手ごたえはありますが。
省略ではありません。削除でもありません。動詞停止力(王権停止力)に気がついていない現行英文法では、省略、削除などとしていますが。

それでは今回はこれにて。
英語の検索はワーグナーミトミで。
(注1)疑問文の do や does を助動詞としてしまうのが、現行英文法です。この点に関してはこれまでの894に渡るエピソードの中で論述してきましたが、近日中にもさらなる論考を公開します。
(注2)ワーグナーミトミ英文法では、関節疑問文の文中の疑問詞は、動詞停止力(王権停止力)を発動する接続詞に変貌しています。もちろん現行英文法ではそのようには捉えていません。
(注3)安藤貞雄氏の大著「現代英文法講義」に関係代名詞の形成過程の記述があります。これに関するワーグナーミトミの論考を近日中に公開します。
