ミトミの 不可解な謎 WOULD RATHER THAT 文~の正体をワーグナーミトミが解明する

 

みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回はありえない文構造なのに、そのまんま定型表現としてただ記述されているだけの頻出表現の真の姿を、英語の真の姿を解明した地動説英文法の始祖、21世紀のコペルニクス、ワーグナーミトミが解き明かします。太陽が地球の周りを回っているという前提の天動説では、宇宙の真の姿は捉えられませんでした。動詞停止力(王権停止力)を知らない天動説英文法では、英語の真の姿は見えてきません。英語の真の姿を見抜いたワーグナーミトミ地動説英文法、そのエピソード1048スタートです。

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なんであの本の為にそんな理屈こねてまで。

私は、地動説を愛してる。そして愛してしまったことを祝福したいから。

——- そんなの幼稚だ。

そう。だから貴方が乗り越えて。

~ドゥラカに地動説の命運を託す異端解放戦線組織長ヨレンタ~

ーーーーーーーーーー(注1)

おや、今日も英語学習してますね、サトル君。やる気がする、とかしないとか、そんなもんには影響受けないで、淡々と英語学習するサトル君です。

そして何かを見たと。

この文を見ましたな。

なるほど。

たしかに would rather の後ろに

もろ文

が来てます。

He would rather go.

のようなよく見るケースではなく。

なるほど、その節のケースを見てみましょう。

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②⦅ that 節をつけて⦆‣ We’d rather ( that ) it were someone else. だれかほかの人だったらいいのに / She would rather ( that ) it had not happened. あんな事起こらなかった方がよかったのにと彼女は思っている。語法 ( that ) 節内の動詞は仮定法。

ーーーーーーーーーー(注2)

うーん、そうですか。しかし

助動詞 that 節

というのも他に例がないですな。

The boy can ( that ) the dog becomes strong.

こんな文は存在しないし。こりゃ、例外熟語ということにしますか。

おおお、なにやら閃いたようです、通りすがりのあんちゃんに。例外熟語ではないぞ、と閃いたようです。

これに何が閃いたのでしょう?

それかー。

rather と 接続詞 that の間に

wish が透明バージョン

で存在しているんですな。

wish  動詞 (王)太陽

go  接続詞 that で動詞停止(王権停止)惑星

という文構造だったわけです。こりゃ that 節内は仮定法になるわけです。

お、wish that が透明バージョンになりました。

wish 透明バージョン  動詞(王)太陽

go  接続詞 that 透明バージョンで動詞停止(王権停止)惑星

という文構造です。透明バージョンでも、その機能は同じです。透明バージョンでそこに

存在

し、動詞停止力(王権停止力)を発動しています。

動詞停止力(王権停止力)の存在に気がついていない天動説英文法の

省略 (これではそこに空気(注3)しかない)

ではありません。

それでは今回はこれにて。

英語の検索はワーグナーミトミで。

(注1)「チ。ー地球の運動についてー」第7集 魚豊 小学館 2022年 P80-81

(注2)「グランドセンチュリー英和辞典」第4版 宮井捷二編 三省堂 1017年  P1293

(注3)今年高校を卒業した現女子大生に、この「空気」が大受けでした。「ずーっとわかんなかったことが、学校の先生に聞いてもわかんなかったことが、1回の授業でわかった」と大喜びです。透明と省略、とてつもなく違います。

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