みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回はどうにも日本人を困惑、混乱させるWAS BORN にさらなる焦点を当てます。日本語と英語は46億光年かけ離れている、けたはずれに関連性のない言語です。そのゆえ二つの日本語にはない要素のため、WAS BORNが日本人を混乱させる理由なのをお伝えします。では始めましょう。なお Beethoven は途中から ベートーベン と表記しています。
Beethoven was born in 1770.

おや、この一文を見たサトル君、文を訳して「生まれさせられた」という不自然な言い回しがフに落ちないようです。たしかに不自然な日本語です。お、そこにあのさすらいの英語コーチ登場です。早いな。
さてここで born という単語をもう一度追求してみましょう。原形は bear です。
bear bore born
これが基本の変化です。ただ by が付く受動態の中だと born が borne という見た目になります。さてこの bear は
子を産む
というテイストです。では
ベ-トーベン bore in 1770.
という文は

これは

不可能です。
bear のテイストは
女性が子を産む
です。なので

His mother bore ベートーベン in 1770.
これならOKです。
もうひとつ bear には大事な要素があります。それは
bear は他動詞
でネイティブの心に浮かびます。ということは必ず bear の直後に物体がネイティブの心に浮かぶのです。そのため
ベートーベンが生まれた は
ベートーベン bore.
とネイティブの心に浮かびません。自動詞ではないので。
ベートーベンが歩いた なら
ベートーベン walked.
でネイティブの心に浮かびますが。walk は自動詞ですから。
ということで bear は
女性が子供を産む というテイスト
他動詞
という理由のため
ベートーベン bore in 1770.
はネイティブの心に浮かびません。さて
His mother bore ベートーベン in 1770.
この文を やられ物体のベートーベンを前に出して、受動態にします。

ベートーベン was borne by his mother in 1770.
となります。ただほとんどの場合、by ~を省略してしまうので

となってしまいます。こうして
ベートーベン was born in 1770.
の文がネイティブの心に浮かびます。ネイティブはこの過程をいっさい意識していません。彼らの第一言語ですから。
なお enjoy なら~self を直後にもってきて
ベートーベン enjoyed himself.
ができます。

ただ enjoy でできるから、enjoy も bore も他動詞だから、という理論的推論で
ベートーベン bore himself in 1770.
はネイティブの心に浮かびません。

enjoy と違いますな。こりゃ心に浮かばんでしょう。無理しすぎですな、こりゃ。こうした点は
~なのだから同じ
と考えず 語法 として個別に吸収しましょう。

それでは今回はこれにて。
英語の検索はワーグナーミトミで。
