みなさんこんにちは英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は「おんなじようなテイストなんだから細かいことなし!」とつい言いたくなるALL と Each についてお伝えします。これまた使用頻度が多い表現なので、早めにネイティブ語法を身につける必要があります。ただあまりに細かい点まで羅列しての紹介はしません。それなら他に参考書などにありますから。ワーグナーミトミ厳選の重要語法です。スタートします。
All of the boys are ready.
このコーチは少年たちをひとつのグループとして、全体的に意識しています。こういう心理状態でネイティブの心に浮かぶのは all です。王である動詞は are 複数です。
このコーチはグループそれぞれのメンバーの、個別の状態に多くの関心をはらっています。この心理状態でネイティブの心に浮かぶのは each です。王である動詞は is 単数です。個々の状態に関心はらってるので、端の抗争?に気がついたようです。
これが all と each の基本の違いです。ただほかにも重要な相違点があります。
日本人にとってしんどい C名詞 と U名詞 がからんできます。
さきほどの boy のような C名詞 なら all も each もネイティブの心に浮かびます。動詞は違いますが。しかし、 U名詞 となると all しかネイティブの心に浮かびません。information はネイティブには U名詞 です。
informations がネイティブの心に浮かぶことは2千年なかったし、今後46億年ないでしょう。そして
each of U名詞 がネイティブの心に浮かぶことも46億年ないです。
each of C名詞 だけネイティブの心に浮かびます。
さらに
All of the boys の of を省略して
All the boys
というパターンもネイティブの心に浮かんでしまいます。
of がなくなると 名詞2連ちゃん になってしまうので理論上は変です。また 「all が形容詞に変化する」と考えるなら
The all boys と the 形容詞 名詞 の並びに理論上なるはずですが、これがネイティブの心に浮かびません。
これが each になると
Each the boys はネイティブの方に浮かびません。All the boys は浮かぶんですが。the をなくした
Each boy
がネイティブに浮かびます。boys という C名詞 は s が消えます。
ということでテイスト的には同じ all と each ですが、その語法がかなり違います。ネイティブの方々には、これらのことが自然と心に浮かぶのですが、日本人はそうはいきません。まずそのパターンを知り、身につけていきましょう。
あ、そーすか
の割り切りノリで明るく。ではまた。
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