みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は日本語では非常によく心に浮かぶ表現なのに、それに対応する英語表現が存在しないケースをお伝えします。同じ状況でも日本語と英語で、それぞれの心に浮かぶ表現がまったく違います。使う単語が違うというレベルの話ではない、大きな話です。それは比較の表現で起きるのです。何が起きるのか?始まります。
お、サトル君、英語学習してます。

日本語を英語にする問題ですな。比較の文ですね。

Tom runs faster than Mike.
王である動詞は runs ひとつだけです。王権停止の技は必要ない、小さいけど平和な状態です。

サトル君、余裕の正解です。おや?

ある日本語の文が、サトル君に浮んだようです。
トムはあんな少年たちより速く走るぞ
という文です。

まあ、よくある場面です。そのため非常に頻繁に日本人の心に浮かぶ文でもあります。
トムはあんな連中よりも~
というテイストですね。サトル君、この文を英語にするようです。

Tom runs faster than those boys.
英語にしてみました。サトル君、なんか妙な感じをこの文に抱いているようです。はっきりとはしていませんが。ここでサトル君の危機をさっしたのか?偶然か?あの哀愁あふれる英語コーチが来ました。

英語の比較では、ひとりと複数をくらべない
ひとりと複数を比べる文
Tom runs faster than those boys.
のような文はネイティブの心に浮かばない、ということです。英語の比較級は
対等なものを比べる
という性質があります。
ひとりとひとり
なら対等な関係です。しかし、
ひとりと複数 たとえば1対3
なんて対等ではないです。この場合は、比較の文はネイティブの心に浮かびません。英語はネイティブの心に浮かばないものは、どうしよもないです。彼らの言語ですから。日本語なら
伸太郎はふつうの男ども5人より強い
と比較にすることもありますが、英語ネイティブの心にはそうした表現が浮かびません。では、どんな文が浮ぶのか?

最上級にしてしまう。
トムがその少年たちの中で最速
という表現にしてしまうのです。

Tom runs the fastest of those boys.

これがネイティブの心に浮かぶのです。

英語と日本語は対応関係が非常とぼしい、46億光年かけ離れた言語です。日本語でどうであれ、それは英語には関係なしです。
英語ではこうなっている
ということを吸収、習得して英語力を上げていきましょう。
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