みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は日本人がとても学びにくいことがテーマです。しかし、日本人でありながらまるで英語ネイティブのように、そのテイストを実感、体感できるようなケースをお伝えします。今まで「なんだかなーめんどくさいな」だったのが、「おーそうだったのか」に変わる旅に出ましょう。
お、サトル君、今日も街の片隅で英語学習してますね。
日本語を英語にする問題ですね。
ほほう、サトル君、この問題のネタにアテがあるようです。かなりの自信がありそうです。
have 物体 3
この並びでテイストは
物体を~された状態にしてもらう
という「持つ」ではない have のバージョンですな。過去形なので had ですが。おやおや
サトル君、動詞だけでなく名詞にも関心を払っています。
car は C名詞
これをちゃんと意識しています。これを意識してないと日本語のまま
I have car.
なんてやっちゃったりします。car は C名詞 なので、a も s もつかない car だけなんて、ネイティブの心に浮かびません。ここまで意識するとは、サトル君の英語力もかなり上昇してきてますね。
I had a car fixed.
サトル君、自信の英文です。
おおっと、マイナス2点!まったく点なしではないですが、なぜ2点減点されたのでしょうか?ここで異変を察したのか偶然か、哀愁の英語コーチが通りかかりました。
そうです、動詞が自動詞か他動詞か?を意識するのが大変なように、名詞が C か Uか?を意識するのも日本人には大変です。ふたつとも日本語とあまりにもかけ離れているのです。C か U か?を意識してるサトル君の英語力はかなり高くなってきています。でもどこが変なんでしょう?
I had a car fixed.
だと特にどの自動車を修理する、というテイストがありません。
どの自動車でもいいからとにかく自動車1台してもらう
という現実にはほとんどないようなテイストになってしまいます。そう頻繁には、この文がネイティブの心に浮かぶことはないでしょう。a ではなく his にすれば
He had his car fixed.
彼は彼の自動車を修理してもらった
というよくある状況のテイストになります。
He had a car fixed.
というそうそう頻繁にはネイティブの心に浮かびそうにない文をサトル君は書いたので、2点減点されたのですね。
He had his car fixed.
なら満点です。
なかなか a や his の違いというのは、グッとくる実感なしでは体得しずらいものです。今回の例でネイティブのグッとくる実感を体感して、英語力を上げていきましょう。
英語の検索はワーグナーミトミで。