みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回はワーグナーミトミが指導している生徒に実際に起きたケースをお伝えします。英語指導という重責をになう以上、ずば抜けた英語力と指導力は必ず必要です。片方だけではダメで両方必要です。ところが、明らかに充分な英語力が不足しているのに英語指導をしているとしか思えないケースに多く遭遇します。英検1級に合格してから英語の指導者になれ、とまではいいません。合格してほしいですが。しかし最低でも準1級は合格してないと、その指導者の英語力は疑惑の対象です。何よりその低い英語力が、教えている生徒の英語力に大ダメージを与えているのが問題です。今回のケースはそんな一例です。始めます。
本日も英語学習してるサトル君です。
あら、めずらしく英作ですか。日本語と英語はイスとシャチほど違うのでいい練習ではないですが、日本ではいまだに行われていますな。
お、サトル君の解答です。
サトル君、調子いいようです。
調子いいので、別バージョンの解答も書きました。
ありゃ?どうしたのでしょうか?
なんとふたつめの解答はバツにされたそうです。
そりゃそうでしょうが、しかし。
哀愁の英語コーチだったはずですが、これが正体のようですな。
とにかくサトル君の解答の王関係を見てみましょう。
王はひとりです。ワーグナーミトミ英語では have 3 ですな。日本では現在完了と言われています。
have 王権停止の技がかかってない王
lived 3マンにより王権停止のカス
という王関係です。通常はこの have を助動詞とかぬかし、カスの過去分詞を動詞と説明しています。これが英語大混乱の原因です。ワーグナーミトミ英語では、こうした英語習得の妨げになる説明はしません。
過去分詞は動詞ではありません。
さて、もうひとつの解答です。
こちらも王はひとりです。OKです。
have 王権停止の技がかかってない王
been 3マンにより王権停止のカス
living ingマンにより王権停止のカス
という王関係です。王はひとりだけです。カスなんて100人いてもいいですが。
この
have 3
have been ~ing
通常は have been ~ing のほうは「ずっと」というテイストを表現しています。
I have played tennis for 2 hours.
~してきている
I have been playing tennis for 2 hours.
ずっと~してきている
です。ところが
これらのケースでは
have 3
have been ~ing
のテイストが、ネイティブの心の中でほとんど同じになってしまうのです。ネイティブの心の中でほとんど同じになるのならそれは正解です。
まちがっても
日本語に訳すと違いがある
なんぞという理由でバツにしてはならないものです。ネイティブの心に日本語は存在しません。英語学習に
日本語にするとどうたらこうたら~
も存在しません。
サトル君の解答は両方とも正解です。
それでは今回はこれにて。
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