みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は米国に向かう生徒との TOEFL リーディングの授業中に遭遇したケースを、エピソードテーマにお届けします。英語ネイティブの文を見ていると、「この文を日本語ネイティブ英語学習者から発信していけば、英語力はズドーンと急上昇していくのだが」と感じるケースが多々あります。ただそれと同時に感じるのが「こんな文を発信できる日本語ネイティブ英語学習者がいるのか?」という思いです。無理でしょう。いないでしょう。
天動説英文法で英語を学習していては
人類史上に突如として出現した、前例なき英文法研究者ワーグナーミトミがこの世に残していく巨大な遺産
地動説英文法
なら可能です。ワーグナーミトミの巨大な遺産を後生に残していく、エピソード1024スタートです。
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もし万に一つ太陽が実際に動いているとしても、その前提で聖書を読み直し再解釈に努めるのが我々の役目だがな。新しい意見や発見を拒絶するのではなく検討して、より聖書への理解を深める。そういう姿勢が今信仰に最も必要なんじゃないか?
~異端審問官ノヴァクに語るアントニ司教の地動説への見解~
ーーーーーーーーーー(注1)
それいけ、いいぞ!本日も英語学習しまくるサトル君です。
しまくってる最中になんか見ましたな。
この文ですか。(注2)
iceberg 氷山
contain 含む
particles 粒子
organisms 有機体
というテイストです。
気になるのはそこですか。まあそこでしょうな。
ふんふん
そうなんですよねー。過去分詞を動詞といったり、動詞ではない分詞といったり。
だいたい
過去分詞
として、分詞 としているのに
動詞
とするから、非常に理解しがたくなっているわけです。
これだけでも大変なのに
それもあったー。天動説英文法では but を
等位接続詞
などとして
ふたつの文を同等につなぐ
などとしてしまうので、動詞の数がどんどん増加していきます。太陽系に太陽が複数存在する、非常に難解な文構造になります。
そのため
天動説英文法ではこうした文構造になります。
contain 動詞
had 助動詞
accumulated 過去分詞で動詞
dissolved 過去進行形で動詞じゃない分詞
うーん、わかりにくい。しかも天動説英文法では助動詞をやたら尊重し、動詞と同じ、もしくはそれ以上に丁重に尊重する
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助動詞は「動詞を助けるもの」と二番手扱いされますが、実際は動詞よりも前に位置して、否定文・疑問文では助動詞中心に文が構成されるほどメジャーな存在なんです。
ーーーーーーーーーー(注3)
のでもう
動詞だらけ、太陽だらけ
の文構造になります。
ワーグナーミトミ地動説英文法でいきましょう。
contain 動詞(王)太陽
had 接続詞 but で動詞停止(王権停止)惑星
accumulated 過去分詞で動詞停止(王権停止)惑星
dissolved 過去分詞で動詞停止(王権停止)惑星
という文構造です。動詞(王)太陽 はひとつです。OKです。
それでは今回はこれにて。
英語の検索はワーグナーミトミで。
(注1)「チ。ー地球の運動についてー」第8集 魚豊 小学館 2022年 P36
(注2)「ETS 公認ガイド TOEFL iBT 」第4版 Educational Testing Service 林功 日本語監訳 2013年 P219
(注3)「真・英文法大全」関正生 株式会社KADOKAWA 2022年 P197