ミトミの 到達したい!受験生の垂涎の楽園、英検準1級のテキストに信じられない光景出現

 

みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は高校生の垂涎の目標、英検準1級対策の授業中のテキストの中に遭遇した、信じられない光景、とんでもない日本語訳を、エピソードテーマにお届けします。ワーグナーミトミが異常なまでの執念で追求している文構造、この文構造を見抜くことこそ英語学習、このことが痛感されるエピソード1055スタートです。

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新しい意見や発見を拒絶するのではなく検討して、より聖書への理解を深める。そういう姿勢が今信仰に最も必要なんじゃないか?  それに寧ろ太陽が中心であるという地動説の考えは三位一体の自然学的な裏付けとも捉えられる。これは神学的にも神を讃える素晴らしい気付きかもしれんぞ。

~アントニ司教が異端審問官ノヴァクに語る地動説への見解~

ーーーーーーーーーー(注1)

ほーいのひょい、今日も英語学習しているサトル君、いつもの光景です。いーですね~。

良くないものを見つけたようです。

そうですか、まあけっこうあるんですよね。どんなもんでしょ?

これが問題文ですか。(注2)

disappointment  失望

procedure  手続き

reversed   戻す

というテイストです。

続きですな。この( 3 )に入る答えを選択するわけですか。ここではどれが正解か?なんて論点にしないので、選択肢の1,2,3は表記しません。

これが問題になっている選択肢4ですな。んんん?一人の若い女性?

one  ~  women

one  で  women  ?あれ? 変だぞ。いやそれよりも遙かに重大な問題があります。

選択肢4を入れるとこの文になります。

is  動詞(王)太陽

regret 動詞(王)太陽

という文構造です。太陽がふたつです。気温250度です。生存不能な

「The Burning World 燃える世界」(注3)

人類滅亡の終末世界です。

この作者は、文構造を見抜くことなく、テイストに走りましたな。文構造を見抜いていないのにテイストに走ると

自分の都合で単語をつなげて

しまいます。英語ネイティブの心に浮かんでいるテイストと、まったく違うテイストになってしまいます。

おお!サトル君、文構造を見抜いたぞ。さらに one は decision の言い換えです。

一人の

は作者の間違いです。

which young women regret

という追加情報があるので

the decision which young women regret

この decision を one にしているので

the one which young women regret

となります。作者はこの the を書き忘れましたな。

is  動詞(王)太陽

regret  関係代名詞 which で動詞停止(王権停止)惑星

という文構造でした。この関係代名詞 which が透明バージョンになっていたわけです。

作者はこの

透明バージョンの関係代名詞 which に気がつかなかった

わけです。そのため

一人の若い女性

と日本語訳を書いてしまいました。the を書き忘れたのも大きく影響していますが。

この作者は天動説英文法で英文の構造を見るので

省略

という天動説英文法の概念で英文を見てしまいます。

省略

は英文構造を見抜けなくさせる、英語習得の障害となる概念です。動詞停止力(王権停止力)を基盤とするワーグナーミトミ地動説英文法では

省略

ではなく

透明

です。透明バージョンでそこに存在し、動詞停止力(王権停止力)を発動しています。

それでは今回はこれにて。

英語の検索はワーグナーミトミで。

(注1)「チ。ー地球の運動についてー」第8集 魚豊 小学館 2022年 P38

(注2)「最短合格!英検準1級 リーディング問題 完全制覇」竹岡広信 吉村聡宏 株式会社ジャパンタイムス出版 2020年 P30

(注3)「 The Burning World 燃える世界」J・G・バラード 中村保男訳 東京創元社 1970年

 

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