みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は日本人をとても混乱させているものについてお伝えします。ワーグナーミトミとしては、日本人の英語習得のためにはネイティブにしてほしくないことです。でもネイティブがやってしまうので仕方ありません。ここはわりきって受け入れるしかないです。そのこととは、
関係代名詞の省略
です。英語のもっとも大事な技である関係代名詞を、日本人がわかりかけたところで台無しにするのがこれです。でもワーグナーミトミは、ここを乗り越える新たな説明を開発しています。それをみなさんにお伝えします。ワーグナーミトミの史上初めて、他に類を見ない説明で、この難局を乗り切れますよ。
I know the cat. The cat is big.
おなじみの状況ですね。では同じ物体 the cat と The cat を合体させます。
I know the cat the cat is big.
合体させたのはいいのですが、そのためひとつの国にふたつの動詞、ふたりの王が存在してしまいました。ふたりで協力していくという発想がないので、ただひとつの王座をめぐって熾烈な闘いが展開されています。ふたりの王の力は甲乙つけがたいので、なかなか勝負はつきません。このままでは内戦でこの国は滅びます。そこで the cat the cat の後ろの the cat を王権停止力を持つ強力な thatマン に変身させます。
I know the cat that is big.
that が is の王権を停止、この国の王権をもつ王は know ひとりになりました。平和です。よかった。これですべての工程が終了です。
I know the cat. Makoto likes the cat.
こちらのケースはどうでしょう?右の赤の the cat がずいぶん後ろにありますな。でもネイティブの同じ物体合体欲は同じ
物体が離れているから発動しない、なんてことはないです。
I know the cat the cat Makoto likes.
同じ物体である the cat と the cat が合体しました。しかしやはりふたつの国が合体したので、王がふたりになってしまいます。そこで後ろの赤の the cat を変身させます。王権停止力をもつ thatマン 登場です。
I know the cat that Makoto likes.
これで likes の王権は停止、王権をもつのは know だけです。これですべての工程終了、ではありません。
ここである人物?がやってきて、that の出身地を聞きます。この人物はこの文を思いついたネイティブのよこした調査員です。thatマン の出身地を確認しています。
that の出身地が後ろだと、that を透明人間にしてもいいな、と感じるのです。透明人間になっても、王権を押さえ込む力がなくなったりはしません。
I know the cat Makoto likes.
that は見えなくなました。でも、likes の王権を抑える力は継続中です。この
目に見えるバージョン
透明人間バージョン
どちらにするか、はネイティブの気分次第です。どっちでもいいです。
これが最初の
I know the cat. The cat is big.
の合体
I know the cat that is big.
では透明人間バージョンにしよう、という気はネイティブにはおきません。The cat の出身地は前ですから。
I know the cat. Makoto likes the cat.
I know the cat that Makoto likes.
I know the cat Makoto likes.
thatマン見えるバージョン、透明人間バージョンどちらも正解です。the cat の出身地は後ろです。
この透明人間バージョンを習得すると、3行、4行続く
長文もどうってことなくなります。それへの大きな前進をしましたね。栄光の英語力増進街道を進みましょう。
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