みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回はかなりネイティブの心に浮かぶ回数が多いのに、そのネイティブの心に浮かぶプロセスを学ぶことがないケースについてお伝えします。今回はその貴重な機会を提供します。それは名前を関係代名詞で合体させるケースです。さっそく見てみましょう。
I visit Nara. Nara is popular.
この場合同じ物体は Nara と Nara です。ネイティブは合体欲により、この Nara と Nara を合体させます。名前だって合体させちゃいます。
I visit Nara Nara is popular.
さて、合体したけれど王である動詞はふたつです。ふたりの王はすぐ戦闘を開始します。ふたりで協力する気はかけらもありません。どーしょーもないっす。
ネイティブはこんな国が滅びる内戦状態を許しません。そこで動詞の王権を停止する技を出します。この場合、後ろの Nara を変身させます。変身させることで王権停止能力を獲得するのです。強くなるのです。
この変身のとき
I visit the city. The city is popular.
の名前ではない通常ケースなら
I visit the city the city is popuplar.
これの後ろの the city を変身させます。
I visit the city which is popular.
または
I visit the city that is popular.
ですべての工程が終了です。 the city は which でも that でも、どちらに変身させてもかまいません。これが通常ケースです。
ところが the city が Nara に変わってしまうと通常ではなくなります。なにが通常ではないのか?同じ物体が名前の点が通常ではないのです。同じ物体が名前だとネイティブは通常と感じません。
通常ではないので、何かちがうことをやりたがります。でもあまりに複雑なことをやる気もないです。そこでネイティブがやるのが
I visit Nara, which is popular.
とカンマを入れるのです。
ただひとつ気をつけてください。そーか、カンマいれときゃいいんだ、という気分になりまくり
I visit Nara, that is popular.
とやるとネイティブがガタガタ言ってきます。なぜかカンマが入ってしまうと、ネイティブの心に that が浮かばないのです。ネイティブの心に浮かばないものはどうしようもないです。
I visit Nara, which is popular.
これだけがネイティブの心に浮かます。which が is の王権を停止してます。カンマがあるので that は去っていきました。ネイティブの心に浮かぶのはこれです。ネイティブの心に浮かぶものを受け入れましょう。このあたりから 「どうせ that にしときゃいいんだろう」 が通用しなくなります。
でもこの記事を読んでるあなたは大丈夫です。とりあえず that にしときゃ大丈夫、の状況が終息しても英語力が増進する日々がまっています。その日々へと進みましょう。
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