ミトミのんん?2人以上いても WHO の後は IS なのか?

みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は意外と間違えるケースについてお伝えします。英会話の最中でも、テスト問題に解答中でも、かなり頻度の高い間違いの発生率です。通常の参考書には「疑問詞は3人称」などと書いてありますが、この記述だけでは状況を完全には把握しがたいです。そこでワーグナーミトミ特有の詳細な、途中を飛ばさない解説をお届けします。ではまいりましょう。

今日もひたすら英語学習するサトル君です。

(注)時制は過去とする

 

空白を埋める問題ですな。時制は過去の指定です。

サトル君、勝算ありありです。

サトル君、余裕の勝利です。

お、すかさず次の問題です。

同じようなパターンの問題ですな。

あっという間に答えてしまうサトル君です。余裕の2連勝です。

笑いの止まらないサトル君です。

おおっと、ここで「うっ」がきた!

なるほど2番目の問題は答えの人数がふたりでした。この場合は質問するほうの心were が浮かばないのか?と疑問に思ったサトル君です。たしかに質問するほうがふたり以上いたかも?と予想してると were が浮かぶのでは?と思ってしまいます。

who が主語の時は、arewere のような複数の時の動詞がネイティブの心に浮かばない

これは細かく検証してみましょう。

ふつうの文です。

出だしの主語のところが、わからなくなってしまいました。このわからない箇所を、ネイティブは疑問詞にします。この場合は人間なので who です。

who になってしまうとネイティブの心に is しか浮かばなくなります。主語が who になるケースでは、答えにふたつ以上の物体がきても、質問する人の心には is しか浮かびません。答えにふたつ以上の物体がきたら、その時

あ、ふたつだったの、へー

と思う程度です。

ただしこのケースは主語のアテがなくなった時だけです。いつもではありません。

次のケースを見てみましょう。

ふつうの文です。

文の最後、動詞の後ろのアテがなくなってしまいました。ここは主語ではないです。

アテがなくなったところが疑問詞になります。こちらも人間なので who です。

ネイティブは疑問詞をいちばん前にもってこないと気がすみません。いちばん前に who を移動させます。

疑問文なので文が疑問文並びになってないと、ネイティブは気がすみません。are を前に出して、疑問詞の後ろにもってきます。

この主語ではない物体が who に変身するケースでは、いつも is になるわけではありません。主語の物体がふたつ以上なら are のままです。

それでは今回はこれにて。

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