ミトミの分詞をわからなくさせる THERE IS に気をつけろ

みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は多くの日本人が問題集などをやっていて「ありり?なんでバツなんだ」と理解不能に陥るケースを、通常ではありえない詳細さで解説します。問題集の解答を見ても、今回お伝えする内容までは記載されていません。単語、熟語学習と違い、文法学習は「そーだったのか!」の理解が不可欠です。その英語習得の成否をきめる「そーだったのか!」の理解を、ワーグナーミトミがお届けします。始めます。

Look at the man in the garden.  (working)

文の中に working を入れる問題ですな。ネイティブならどこに入れるか?

サトル君、自信満々です。だてにワーグナーミトミワールドで、路上で偶然でくわす謎の英語コーチに偶然!英語習っていませんな。数奇な運命の少年です。

Look at the man working in the garden.

サトル君、正解です。

Look at the manThe man is working in the garden.

これがもとのふたつの文です。ネイティブは同じ物体の 青のthe man と 赤のthe man を合体させます。

Look at the man the man is working in the garden.

王である動詞がふたつあるので、赤のthe man を taht に変身させて is の王権を停止します。work は ing によりすでに王権を停止させられています。

Look at the man that is woring in the garden.

これですべてOKなのですが、ネイティブは関係代名詞気分がしないときがあります。that 拒否です。

Look at the man is working in the garden.

まずい、is の王権が復活してしまいました。thatの王権停止力がなくなったためです。関係代名詞 that を呼び戻す気はしないので、is を抹殺してしまいます。どうせ特定のテイストのない be王 です。なくてもテイストに影響ないです。

Look at the man working in the garden.

こちらが分詞バージョンの正解です。サトル君、見事です。ワーグナーミトミ英語の基本中の基本パターンを自在に使いこなしています。だてにランニングエルボーをくらってはいないです。

おや、もう一問でてきました。

There is a dog in the picture. (sleeping)

これはネイティブならどこに sleeping を入れるか?という問題ですな。サトル君、余裕ですが大丈夫でしょうか。

There is a cat sleeping in the picture.

こちらはバツでした。同じような場所に入れていますが。

Look at the man working in the garden.

There is a dog sleeping in the picture.

どうして There is のほうはバツなのでしょうか?お、背後に哀愁の放浪英語コーチです。

There is のケース。どういうことか見てみましょう。

There is a dog.

王がひとりです。文法的に正しい文です。しかし、これだけが心に浮かび、ネイティブの口からこのセリフが出ることはまれです。

このように聞いたほうは「それはどこにいるんだ?おいてめー」気分になるからです。通常は

There is a dog under the table.

のように聞いてるほうがその物体を見つけられるように、場所の情報をつけた状態で、 There is の文はネイティブの会話で使われます。

そのため2番目の問題文を合体前のふたつの文に戻すと

There is a dog in the picture.   The dog is sleeping.

となります。青の a dog と 赤のThe dog を合体させます。

There is a dog the dog is sleeping in the picture.

ここで英語習得ができる、できないを決めてしまう最重要なことがあります。ネイティブは

赤い色を46億パーセント分断させない

ことです。青は分断おかまいなしですが、赤は分断させません。これを忘れると単語の数10以上の英文がわからなくなります。もちろん以前の記事でお伝えしていますが、ここでもう一度強調しておきます。

さて王がふたりいるので、赤のthe dog を that に変身させて 赤のis の王権を停止します。sleep は ing により王権を停止させられています。

There is a dog that is sleeping in the picture.

これでOKです。ただネイティブは関係代名詞気分がしないときがあります。that を拒否することがあります。

There is a dog is sleeping in the picture.

赤のis の王権が復活してしまいました。that の王権停止力がなくなったためです。こうなりゃもうめんどくさい、平和を乱すじゃまな 赤のis を抹殺してしまいます。どうせ特定のテイストない be王 です。

There is a dog sleeping in the picture.

関係代名詞that をきらったり、赤のis を抹殺したりしてたら、赤のメンバーが sleeping 1語だけになってしまいました。sleeping はing に王権を停止されているので、ネイティブは big などの形容詞としか感じていません。形容詞1語なら

a big dog

のように

a sleeping dog

と a と 物体の間に入れてしまうのが普通です。この普通のことをします。

There is a sleeping dog in the picture.

これが分詞バージョンの正解になります。

There is a dog. The dog is sleeping in the picture.

このふたつの文を合体させればサトル君の答え

There is a dog sleeping in the picture.

になりますが

There is a dog.

がネイティブの心に浮かばないので、大差の判定負けになります。英語には判定があるので、文法的正しさだけではダメなのです。ネイティブの心に浮かぶ回数が多いほうが、判定勝ちします。

ネイティブの心に浮かぶ回数の多いほうを知っていく

ここが数学のようには英語学習がいかない点です。でも英語学習のこの部分を知らないで英語学習を続けていると、袋小路に行き当たります。理論、公式で答えだせないケースが多発するからです。日本語と英語はイスとシャチぐらいかけ離れて違いますが、数学と英語も

卓球と重量挙げ

ぐらい違います。この違いを心して英語力を増強していきましょう。

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