みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回はとにかく覚えられない表現、覚えたつもりでもすぐわからなくなる表現の克服法をお伝えします。比較系の熟語表現はとても数多くあります。そのテイストを覚えていくのは大変です。その大変な比較系熟語表現の中でもとくに覚えにくいのが、今回取り上げる no more ~ than です。この覚えずらい表現を英語教育史上初の、通常の参考書では絶体にありえない方法で覚えやすくしてしまいます。どんな前代未聞の方法なのか?始めます。
おや、サトル君、英文のテイストがわからないようです。どんな文なのでしょう?
Sleeping too much is no more healthy than eating too much.
なにやら長ったらしい文ですな。sleep と eat は ing により王権停止されているので、王は is です。ただこの問題文は、ing による王権停止がテーマではないようです。no more ~than という熟語らしきものが見えます。ただこれもテイストがいまいち曖昧です。「~以上にーではない」のように直訳するとなりますが。
眠りすぎることは食べ過ぎることより、より多く健康ということはない
ワーグナーミトミワールドでは珍しい訳文ですね。王権停止の技と単語知ってりゃテイストわかるので、心を日本語機能にしてしまう訳文なんてワーグナーミトミワールドでは書きません。英語力つけるのを阻害しますから。ただ今回は熟語表現のテイストなので、必要です。おや、サトル君が困ると現われる、謎の英語コーチが背後にいます。
なにやら日本英語教育史上、前例のない説明の仕方をするようです。いったいどんな説明をするのでしょうか。
サル is no more サカナ than カバ.
サルもカバもサカナではない。
この例文がわかりやすいです。「例文はすべての語が英語でなければならない」という従来のしばりが、このno more ~ than 表現が日本人に覚えずらい大きな原因です。すべての単語が英語だと、印象に残らない例文にならざるをえません。その結果、no more~than のテイストが心に残らない、という状態が長く続いてきています。大事なことは
no more~than のテイスト
~も~もーじゃない
を記憶にとどめることです。そのためには no more~than のある文の物体は、簡単な日本語にしてしまったほうがいいです。
サル is no more サカナ than カバ.
サルもカバもサカナではない
これで覚えちゃいましょう。お、ついでに
サバ is no less サカナ than アジ.
サバもアジもサカナです。
これも覚えちゃってください。more が less にかわっただけです。テイストは
~も~もーです
となります。
サバ is no less サカナ than アジ.
サバもアジもサカナです。
これで覚えちゃいましょう。
最初の問題文
Sleeping too much is no more healthy than eating too much.
この文のテイストは
眠りすぎも食べすぎも健康的ではない
でした。
~も~もーじゃない
これで覚えてください。
今回は比較系熟語の中でも特に覚えずらい、 no more ~ than が簡単に覚えられる方法をお伝えしました。読んでいても、相手が言っても、自分で発信するときももうOKですね。それでは今回はこれにて。
英語の検索はワーグナーミトミで。