みなさんこんにちは、英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は同じ王権停止力をもつ to と ing のテイストの違い、その中で日本の英語教育でほとんど説明されてない点についてお伝えします。それはよく参考書に書いてある、不定詞と動名詞 のテイストの違いではありません。それは 不定詞と分詞 のテイストの違いです。こちらは4択問題でよく出題されます。そして多くの日本人がありり?となるケースにワーグナーミトミは遭遇してきています。ちゃんと習った記憶がない、という人がほとんどです。そこで今回は、このケースでのネイティブが無意識に感じているテイストの違いをお伝えします。始めましょう、
I stopped at the store ( ) flowers.
buy, to buy, buying, will buy
4拓問題ですな。サトル君、どれを選ぶのでしょうか?
王ふたりはない、という英語の鉄則があります。buy や will buy は考慮に値しません。問題は to buy と buying です。
to buy は toマン が王権停止
buying は ingマン が王権停止
しています。王は stopped だけになってます。ひとつの文に王はひとりだけ、という英語の鉄則はOKです。
I stopped at the store buying flowers.
サトル君、buying を選びました。
バツをくらいました。なぜだ?
こういうことを言われても英語学習者は困ります。こういう時にネイティブの心理状況はどうなっているのか?たとえ彼ら自身は無意識でも!が大事です。
あらら、またあの謎の英語コーチが登場しました。いつも路上ですな。さすらいの路上英語コーチなのか?
to と ing でテイストがちがうことがある。王権停止力をもっている点では同じですが。例を見てみましょう。
この男、花屋の前で立ち止まりました。花を買うためのようです。これが
I stopped at the store to buy flowers.
のテイストです。to で buy の王権を停止しているところのテイストは
~するために
です。そこで花をかうため、なのでこの the store は花屋と推定できます。
この男、店の前で立ち止まりました。花を買いながら。
これが ing が buy の王権を停止しているところのテイストです。
~しながら
こちらは立ち止まった瞬間に、もう花を買っているまっ最中です。the store が花屋かどうかわかりません。
どちらのケースが普通の人の普通の暮らしの中でより多いのか?という判定勝負です。意地をはって、ing のケースだってありえる、と主張しても判定決着のある英語ではダメです。回数の少ないほうは判定負けです。野球に判定勝ちはないけど、ボクシングにはあります。英語はボクシングです。KO決着もあるけど、判定決着もあります。数学とはまるで違います。英語学習の場合は、この判定勝負を心にとめておいてください。
補足しておくと、ing で王権を停止して
そして~した
というテイストを出すこともあります。その場合は、カンマ をいれます。
I stopped at the store, buying flowers.
でもこちらもネイティブの心に浮かぶ回数が、to にくらべてはるかに少ないのでこれまた判定負けです。選択肢の中に to がなければともかく。
今回のことを知っておけば、自分で英語を発信するときの基準になります。やりなれてしまえばネイティブみたいに即座に英語で発信できます。ワーグナーミトミは判定勝ちするものをお知らせしていきます。まず知る、そして使う中でネイティブのような英語脳が育ちます。育てましょう。
英語の検索はワーグナーミトミで。