ミトミのこれもあるぞ!名詞 OF 名詞 なのにドーンといかないぞ

みなさんこんにちは英語英会話コーチのワーグナーミトミです。今回は「ありゃ?どうすりゃこんな並びになるんだ?」と思わず思ってしまうケースです。こうした「ありゃ?」ケースを、とにかく単語を日本語にして訳して、「こんなこと言ってんだろう」パターンの英語学習をしている人が多いです。そのやり方ではいくらやっても英語力はつきません。その日本語訳学習法はシャチについて学ばなければいけないのに、イスについて学んでいるからです。すぐほかのもっと有意義なことに貴重な人生を使ってください。ワーグナーミトミは英語のセリフがどのようにネイティブの心の中で、英語だけで、形成されるのか?をお伝えします。これ以外に英語学習はありません。エピソード208スタートです。

いつものことさ、と英語学習するサトル君です。

このふたつの文を合体させよ、というのですな。

サトル君、大事な手順をしっかり踏んでいます。

the house が同じ物体です。ふたつの文にはそれぞれひとりの王がいます。

お、サトル君、名詞 of 名詞 が得意技になってきたのか?名詞 of 名詞 のままドーンと移動、合体するのを覚えています。

I know the house the roof of the house Yuri likes.

the roof of the house のままドーンと合体させました。このドーン合体でOKです。名詞 of 名詞 ですから。ただ合体したので、王がふたりになってます。合体しただけなので、まだ王権停止技がありません。このままではこの国は崩壊します。

後ろの the house を which に変身させて、王権停止力を与えます。ドーン合体でも of という前置詞をつれての合体なので、that はネイティブの心に浮かびません。which だけが浮かびます。

ワーグナーミトミワールドで、ぐんぐん英語力をつけているサトル君です。

おおっと、いきなり天から?次の指示が出されました。ドーン合体バージョンではない合体バージョンもあるのでそれをしろ、ということです。

名詞 of 名詞 のままドーンと合体するのではなく、

普通前置詞連れてきバージョンで合体させればいい

とのセコンドの哀愁英語コーチの指示です。

ふつうの前置詞連れてきバージョンとなると、of the house だけを the house の後ろに移動させます。

I know the house of the house Yuri likes.

the roof は合体に連れていかなかったので、最後に残っています。

I know the house of which Yuri likes the roof.

of the house の the house を which に変身させて、王権停止力を与えます。ドーンといかないバージョン、これにてOKです。

とにかくネイティブはワンパターンがきらいな方々です。ネイティブがワンパターン好きなら、英語学習はそれこそドーンと楽になるのですが。ま、日本人がどうこうできることではないので、いろんなバージョンを仕入れていきましょう。

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